雑記

シドニー旅行記②〜エアチャイナ乗り換え失敗で北京滞在、波乱万丈。

どーも、旅行大好き小川フクロウです。

 

シドニー旅行記①では、本当に様々なことがありましたね。

 

さて、それでは苦難の旅路の続きを書き記していきます。

シドニー旅行記①へはこちらからどうぞ!

シドニー旅行記①のハイライト

  1. 羽田で遅延、乗り換え失敗。
  2.  ホテル行こうと思うが、荷物も振替チケットもない、ホテルは後回し。
  3.  振替便チケットゲット、荷物ゲット。
  4.  大学生2人と別れ、振替便まで20時間どうするか。(今ココ!)

北京空港で乗り換え失敗、残20時間をどうするか。

とりあえず、空港の片隅で時間を過ごすとしよう。

 

花壇に腰かけ、荷物にもたれかかり、気持ちを落ち着かせていく。...尋常じゃなく寒い。

 

wi-fiは繋げないし、疲れすぎて眠いけど眠れないモードに入っている。

 

この状況下で残り20時間を過ごすのは、どう考えても精神的に堪えきれない...。

小川フクロウ
これはもう無理だ!

 

空港に戻ってこれるか凄く不安だけど、とりあえずホテル連れてってもらおう。(今は朝5時くらい)

 

さっきのエアチャイナ受付カウンターに戻り「またお前?」みたいな顔されたが、

 

ホテル行きのワゴンをチャーターしてもらい、案内役の「両津勘吉に似たお兄さん」が迎えにくる。

 

狭いワゴンの中には白人のお姉さんが2人。僕と同じような境遇なんだろうなぁ。

 

とりあえず、空港から離れることがとても心配だが、ホテルへGO!!

ホテルへ到着。金航線国際大酒店。

そんなこんなで少しだけ余裕が出た小川、北京の風景を横目にホテルへ向かう。

小川フクロウ
しかし車の台数がすごい、なんかテレビで見たことある中国の田舎町そのまんま!

 

なんて思っているうちに、金航線国際大酒店というホテルに到着した。

出典:トリップアドバイザー 金航線国際大酒店Jinhangxian International Business Hotel

ホテルの受付の人たちは、それはもう慣れたもんよ。

 

俺の振替便のチケットを見て、速攻で部屋を押さえてくれて、

 

受付の人「何時に行けばいいから、何時のバス予約するよ!あと飯ただで食えるから!103号室ね!」

 

と、バンバン必要な情報を簡潔に教えてくれる。

どんなホテルなのか不安だったが、ここは安心できる!

お部屋へGO!まだ試練は続くのか...。

用意された部屋のドアを開くと、そこにはぐっちゃぐちゃに散らかったベット、水浸しになっているトイレとお風呂場。

 

これは一体どういうことだ、こういうもんなのか、清掃とかは入らないのが基本なのか....。

 

立ち尽くし、これまでの人生を反省すること3分。

 

血相を変えた受付のお兄さんが部屋へやって来る、「ごめんごめん、部屋間違えたよ笑」

 

......。まぁ、、しょうがないここは異国だ。紳士的に行こう。

ということで、新しいお部屋を用意していただき、シャワーを浴びて、飯食って、一眠り。

 

やっと、やっと、やっと眠りにつけた。しかしホテルのWi-Fiも繋がらんな。中国はsimカードが必要なんだっけ?

小川フクロウ
眠りについて完全回復したから気持ちにゆとりが出て来たね。

本当に最後の難関、出国の手続き

さてここに至ってもまだ、小川には不安が残っている。

 

振替便を予約した際に渡されたのはチケットではなく、「業務用のレシートみたいな簡素な伝票」だったからだ。

 

疲労回復した僕は冷静な判断力を取り戻している、ゆえに気づいていたのだ。

 

「これは絶対に出国カウンターで一悶着あるだろう」ということに。

 

当然、予防策を打つ。

 

搭乗時刻の2時間前に空港に着くバスをチャーターしてくれたが、このバスでは絶対に間に合わない。(シドニー行きのフライトは0時くらい)

 

そう確信した僕は、「4時間前に空港に着きたいからバス乗せて」と受付の兄ちゃんに伝え、一足早くチェックアウトした。

小川フクロウ
疲れが取れて、かなり楽になった。この時点で20時前くらいだったかな。

夜の北京の街並みは、味がある。

 

ワゴンの中には、バックパッカーらしき白人のお兄さんたちが何人か。

 

街中の古臭いネオン、埃っぽい空気、ワゴンの荒々しいエンジン音が心地よい。

 

とても好きな雰囲気だ、このままずっとここに......はいたくないけど。

小川フクロウ
ういう景色を見たりするのが大好きなんだよね。

 

さて、ロマンチックモードはこの辺りで終了とし、空港へ到着!

やはりな!俺の予想通りだった!

軽く腹ごしらえをして、搭乗時刻の3時間前にエアチャイナのカウンターへ並ぶ。

 

中国人の方々で大行列になっており、ちょっと時間かかりそうだ。

小川フクロウ
でもそれも計算済みってもんよ。

 

ついに時は来た、僕の番だ。

 

この時のために考えておいた「これは振替チケットだよ」って英語をなんとか伝える。

 

カウンターのおねぇさんは意図を把握してくれたのか、どこかに電話をかけ出す。

 

そして塩梅は、、、あまりよくなさそう...。あきらかにもめている。

 

電話を切ってはまた電話をかけ、電話を切ってはまた電話をかけ、非常に難しい顔をしている。

小川フクロウ
でも、頑張ってくれているのは間違いないみたいだよ!

 

このやりとりの間、行列になっている50人近い出国者たちからの強烈なプレッシャーが背中に刺さる。ヒリヒリする。

...すみません...。

 

薄着の服装に、ネックピローをクビに巻き、長時間座ってもお尻が痛くならない用シートを片手に持ち、まぬけな面で立ち尽くす。

状況はなかなか進展しない。待ちかねた中国ファミリーの子供たちが、小川を茶化しに来る。

 

じろじろっと物珍しいものでも見に来るかのように僕を眺め、何かをつぶやき、後ろへと戻って行く。

 

尋常じゃないため息の数。冷や汗タラタラ...。

 

だがしかし、ここを乗り切ればミッションはコンプリート。

小川フクロウ
ここが最後の関門なのだ!

 

今こそが小川フクロウの人生の醜態生、間違えた、「集大成」なのだ!

これ乗り越えたら、俺は勝ったも同然!

 

もうここまでの道のりで荒波に揉まれて来たんだ、俺はこんなところじゃ負けられねぇんだわ。

その時はついにやって来た!!

ふと、おねぇさんがため息と共に、あーもうわかった、仕方ないわ。って顔で電話を下ろし「OKOK!」と言いながら、PCに情報を入力し始めた。

小川フクロウ
確信した、ついにその時はきたのだ!

 

大行列の圧を一身に背中に受け、待つこと1時間。俺は勝った。

 

ついにチケットが発券、荷物を預かってくれた。

 

凄まじいプレッシャーから解放され安堵。

 

気が抜けて更にまぬけな面になってしまった俺は、状況を友達に伝えておきたいと考えた。

 

気持ちに余裕ができたので、simカードを購入してみる。使い方わからないけど。

 

なんか安いのと高いのある、どれにしよう。まぁ安いのでいいべ。

 

ガチャコン!自販機でSimカードゲット!

 

あれ何語だろ、ん?

よ〜く見たら「タイ人専用SIMカード」。

 

あああーーーー!いい加減にせえや!まじで!!!

 

もう持っててもしょうがないから、速攻でゴミ箱にスラムダンク。

小川フクロウ
でも試練を乗り越えた俺は、すぐに復活!

出国ゲートをくぐった先にあるバーで、ハイネケンとウイスキーを煽りながら飛行機を待つ。

 

まぁもういいわ、いろいろと。シドニーに着いてからで。

 

そして搭乗ゲートへと進み、北京を出国するのだった。

シドニーに到着。

シドニーに到着。

 

wi-fiにつなぐと、尋常ではない数のラインが来ており、一連の流れを30分かけて打ち込む。

 

「みんなで飯食ってるから早くきなよ」と連絡があり、まずはホテルへと向かい2日ぶりのおめかし。

 

そして友人たちと合流し、湾沿いのオシャレなレストランでシーフードを食べながら、この旅路を延々と語るのであった。

最後に、エアチャイナで乗り換え予定の人は注意!

遅延は高い確率で起こるっぽいから、乗り換え時間は3時間以上あった方がいい

 

目的地がもっと近場なら、振替便もすぐに出るかもしれないけどね。

 

で、万が一小川フクローと同じような状況になった時は、

荷物をまず回収(荷物が流れてくる所の近くの荷物センターで) ➡︎ エアチャイナで振替便を手配 ➡︎ ホテル取ってもらって休む(振替便がすぐならそのまま空港でもOK)➡︎ 空港に戻って来る時は絶対早めにする!

残念ながらエリート大学生は、毎回いるわけではないんです。(2人とも本当にありがとうね!)

 

でも、これだけ守っておけばなんとかなると思う。

 

あとはあれかな、ネット繋ぐにはどうしたらいいか、事前に把握しておいたほうがいい。

 

俺みたいにタイ人専用simカード買ってぽいする羽目にならないようにね。

小川フクロウ
でもこういう刺激が無いと、旅って面白く無いんだなこれが。

 

以上、長文おつきあいありがとうございました!!

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