Webライティングの書き方3ステップ

WEBライター

高品質な記事を作成できる!Webライティングの書き方3ステップ

小川フクロウ
SEO会社在籍、メディア事業責任者の小川フクロウです。
通算100名以上のディレクレター/Webライターのマネジメントを経験。
元フリーランスWebライター、未経験~半年で月40万円達成。

  • Webライティングの全手順を知りたい!
  • 上位表示される記事を書くスキルが知りたい!
  • Webライターとしてスキルアップしたい!

以上の悩みを解決できる記事を用意しました。

 

ご紹介する「Webライティングの準備」と「Webライティングの書き方」をマスターすれば、高品質なWeb記事を作成できますよ。

 

さまざまなWebメディアに携わっている僕が、普段仕事で使っている手順を解説していきます。

 

前半で「Webライティングの準備」、後半で「Webライティングの書き方」を紹介します!

 

Webライティングのスキルを身に付けたい方は、ぜひ読み進めてみてください!

目次

Webライティングとは?Web用に最適化されたライティングスキル

Webライティングとは?Web用に最適化されたライティングスキル

Webライティングとは、検索エンジン集客に用いられる「執筆技法」のことを意味します。

検索エンジン集客とは?

Googleなどの検索エンジンでは、検索キーワードごとに「検索者の悩みを解決できる良記事」が、上位表示される仕組みになっています。

検索エンジンで上位表示すれば、多くの読者を集められるため、Webメディア運営の肝になる部分ですね。

そのために使う「記事作成技法」が、Webライティングというわけです!

 

なお上位表示を狙うためには、「検索エンジン(機械)」と「読者(人)」の双方にとって、わかりやすい形式にする必要があります。

  • 検索エンジン(機械):HTML(文字表示に使うプログラミング言語)の構造を整える必要あり
  • 読者(人):PC・スマホ用に読みやすく整える必要あり

 

根本的には「検索者の悩みに答える」という目的があるため、リサーチなどの準備段階も含めて「Webライティング」と呼ばれていますね。

 

本記事では、僕がWebライターとして培った「Webライティングの全プロセス」を紹介するので、スキルを身に付けたい方はぜひ読んでみてください!

 

小川フクロウ
「検索エンジン集客がちょっとわからないかも!」って方は、最初に以下記事で勉強してみてくださいね。

ブログの収入の仕組みとは?収入を得られるブログの始め方5ステップ

ブログ収入の仕組みを知りたい! ブログってどうやって稼いでいるの? 初心者でもブログで稼げるの? 以上の悩みを解決できる ...

続きを見る

準備に入る前の大前提:狙うキーワードを設定する

まず大前提として、Webライティングで書く記事は、「検索キーワード」に合わせた記事を書くことになります。

 

検索キーワードの一例

  • Webライティング 書き方:Webライティングの書き方を初心者向けに書く
  • Webライター 始め方:Webライターの始め方を初心者向けに書く
  • 副業 サラリーマン:サラリーマンにオススメの副業を書く
  • 副業 専業主婦:専業主婦にオススメの副業を書く

上記のような感じでして、それぞれの検索キーワード沿って、内容を作り上げていくことになりますね!

 

この検索キーワードがあいまいだと、検索結果で上位表示されずに、誰にも読まれない記事ができあがってしまいます。

 

必ず「狙うべきキーワード」を明確にして、その検索者だけに向けた記事を作成しましょう!

小川フクロウ
Webライターの場合には、クライアントから「副業 専業主婦」で書いてください、って感じで振られることになります。

土台が命!Webライティングの準備6ステップ

Webライティングの準備6ステップ

以下では、Webライティングの準備作業を6ステップで説明していきます。

 

それぞれサンプルを入れて説明するので、Webライティングスキルを身に付けたい方は、ぜひ読んでみてください!

Webライティングの準備

  1. デモグラフィック&ペルソナを作成する
  2. Yahoo!知恵袋&Twitterからニーズを洗い出す
  3. サジェストKWからニーズを洗い出す
  4. 競合サイトの記事をリサーチする
  5. 記事構成を組み立てる
  6. 記事タイトルを仮設定する

ステップ1:デモグラフィック&ペルソナを作成する

  • デモグラフィック:想定検索者(ペルソナ)の年齢・職業・学歴・年収などの想定データ
  • ペルソナ:検索キーワードを入力して、記事を読むであろう想定読者

デモグラフィックとペルソナを作成する必要があるのは、「盛り込む内容」や「メッセージ性」を定める際に、必要になるからですね。

 

やってみればわかるはずですが、決めずに執筆すると記事内容がブレブレになるため、検索結果で上位表示を取りづらくなります。

デモグラ&ペルソナの作成手順

  1. 検索キーワードから、どんな人が検索しているかざっくりイメージする
  2. その検索者(ペルソナ)の「年齢・性別・年収・職業・学歴」を設定する(必要な要素は増やしてOK)
  3. ペルソナが検索にいたった「できごと・シーン」を書く(5W1Hの要素が入るとよい)
  4. ペルソナが自覚している「メインで知りたいこと(健在ニーズ)」を洗い出す
  5. ペルソナが自覚していないけど「知った方がいいこと(潜在ニーズ)」を洗い出す

上記のような手順で、最終的に「読者が知りたいこと」「知った方がいいこと」「どうなりたいのか」を明確にするイメージです。

 

以下では、この記事で作成したデモグラフィック&ペルソナを紹介するので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

 

小川フクロウ
イメージが湧かない時は、検索結果上位の記事を見て、「どんな人に向けて書いているか」確認してから作るとよいかと。

デモグラフィック&ペルソナの例

デモグラフィック

  • 名前(仮名):内藤智
  • 年齢&性別:20代後半
  • 職業:システムコンサルタント
  • 住所:神奈川県
  • 年収:350万円
  • 学歴:日大
  • 家族構成:1人

(ペルソナ)

とある金曜の21時、夕食を済ませて休憩中。パソコンを開いて「Webライター」について検索している。

コロナの感染拡大に伴いリモートワークになってから、内藤は将来に対して強い不安を持つようになった。

現時点で自分が所属している会社にはあまり影響が出ていないが、ニュースでいろんな人が困っているのをみて、「会社一本に絞るのはやばいかも」と思っている。

そこで自分も副業を始めようと思い、比較的安定して稼ぎやすい「Webライター」にチャレンジすることになった。

現状では右も左もわからない状態だが、とりあえず早く稼げるようになりたいと思っている。

とはいえ「トラブルがあっても困るし、最低限のやり方については、仕事を受ける前にきちんと把握しておきたいな。」

そう考えた内藤は、開いていたMacbook airに「Webライティング 書き方」と検索した。

  • 健在ニーズ:Webライティングの書き方
  • 潜在ニーズ:Webライティングが上達する方法、Webライターとして稼ぐ方法(コツ)
小川フクロウ
ちなみに本記事は、ブロガーさんとかも読むだろうと判断したので、メッセージ性を散らしています!

ステップ2:Yahoo!知恵袋&Twitterからニーズを洗い出す

ステップ2では、Yahoo!知恵袋&Twitterからニーズを洗い出しましょう。

 

ニーズを洗い出したほうがいい理由は、想定外の「検索者の悩み」が見つかることもあるから。

  • Yahoo!知恵袋:ヤフーの質問共有サービス、一般人がさまざまな質疑応答をしている。
  • Twitter:SNSのひとつ、リアルな「ぼやき」や「疑問」とかが見浸かることもある。

正直見つからないことも多いので、想定内の物も含めて「5個〜10個くらい」ピックアップすれば十分です。

 

ユーザーへの回答性を高められるので、特に詳しくないジャンルを書くときには、ぜひ実践してみてください!

ステップ3:サジェストキーワードからニーズを洗い出す

サジェストキーワードとは、Google検索結果で自動表示される「合わせて検索されやすいキーワード」のことです。

 

合わせて検索するということは、検索者のニーズに含まれる可能性が高いことを意味します。

 

なのでサジェストキーワードの検索ニーズも洗い出せば、よりユーザーの悩みを解決できる記事が作れるってわけですね。

 

なお本記事では、以下のようにサジェストキーワードから読者ニーズを洗い出しました。

  • ◯Webライティング 基本→Webライティングの基本を知りたい
  • ◯記事の 書き方→記事の書き方を知りたい
  • ◯Web文章 書き方→Web文章の書き方を知りたい
  • ◯ブログライティング→ブログのライティング方法を知りたい
  • ◯Webライター 構成→Webライター向けに構成の作り方を知りたい
  • ◯webライティング 初心者→初心者向けにWebライティングノウハウを知りたい
  • ◯Webライティング テンプレート→記事テンプレートを知りたい
  • ◯在宅ライター 書き方→在宅ライターが覚えるべき書き方を知りたい
  • ◯ライティング技術→ライティング技術を知りたい
  • ◯ライティング基本 文章→文章を書く基本技術を知りたい

検索キーワードによっては、盛り込みようがないサジェストも含まれるので、良さげなものだけピックアップしておきましょう。

ステップ4:競合サイトの記事をリサーチする

どんな記事が上位表示しているかを確認するために、競合サイトの見出しを洗い出しましょう。

 

というのも上位表示しているということは、検索結果で評価された内容が書かれていること意味します。

 

そのため競合サイトの見出しをリサーチすれば、ユーザーが求めている情報がわかるというわけです。

小川フクロウ

最初にリサーチしてもいいんですが、独自性が担保しづらくなるので、僕は後半でやるようしています!

 

なお見出しの抽出は、「ラッコツール」というツールを使えば簡単にできますよ。

 

以下で今回抽出した見出しを軽く紹介しているので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

競合リサーチの例

上記は簡略化していますが、5位くらいまでをリスト化するとよいですね!

 

リサーチしたからといって、真似したことにはならないので、ぜひ実践してみてください。

ステップ5:記事構成を組み立てる

本文を書きながら記事構成を作ると、内容がブレブレになるので、事前に組み立てておく必要があります!

 

なお記事構成は、想定ニーズや競合の見出しを見ながら、以下手順で作成するとよいですね。

  1. 想定したニーズに回答できる見出しを入れ込む
  2. 競合サイトにある良さげな見出しを入れ込む
  3. 想定読者が何から知りたいか考えて順番を整理する

ちょっと慣れが必要ですが、「上位サイトの見出しを網羅しつつ上回る構成」を作るイメージを持つとよいかと。

 

構成が記事クオリティを決めるようなものなので、じっくり時間をとって作成してみてください!

本記事で作成した構成

見出しタイトルの種類

  • <h2>:大見出し
  • <h3>:中見出し
  • <h4>:小見出し

小川フクロウ
基本は<h2>と<h3>中心で、たまに追加で<h4>を使うようなイメージを持っておけばOKです。

 

本記事では、読者が基礎理解を深めながら、手順をそのまま実行できる構成を作りました!

  • <h2>Webライティングとは?Web用に最適化されたライティングスキル
  • <h3>準備に入る前の前提:狙うキーワードを設定する
  • <h2>土台が命!Webライティングの準備段階6ステップ
  • <h3>ステップ1:デモグラフィック&ペルソナを作成する
  • <h3>ステップ2:Yahoo!知恵袋&Twitterからニーズを洗い出す
  • <h3>ステップ3:サジェストKWからニーズを洗い出す
  • <h3>ステップ4:競合サイトの記事をリサーチする
  • <h3>ステップ5:記事構成を組み立てる
  • <h3>ステップ6:記事タイトルを仮設定する
  • <h2>上位表示を独占する!Webライティングの書き方3ステップ
  • <h3>ステップ1:リード文を書く
  • <h4>リード文のテンプレート
  • <h3>ステップ2:まとめ文を書く
  • <h4>まとめ文のテンプレート
  • <h3>ステップ3:本文を書く
  • <h4>本文のテンプレート
  • <h2>圧倒的な高品質を作る!Webライティングのコツ5つ
  • <h3>コツ1:慣れるまでは接続詞を多用する
  • <h3>コツ2:複数を説明する時には箇条書きにする
  • <h3>コツ3:文頭と文末を噛み合わせる
  • <h3>コツ4:1文中の句読点は2回までにする
  • <h3>コツ5:読み上げてリズム感を確認する
  • <h2>Webライティングの注意点3つ
  • <h3>注意点1:同じ文末表現は2回以上連続しない
  • <h3>注意点2:想定読者に合わせた表現を徹底する
  • <h3>注意点3:記事作成にかける時間を決める
  • <h2>Webライティングに関する質問4つ
  • <h3>質問1:Webライターで稼ぐコツは?
  • <h3>質問2:オススメの練習方法はありますか?
  • <h3>質問2:どのメディアも書き方が同じなんですか?
  • <h3>質問3:いい記事を書けば100%上位表示されるの?
  • <h2>Webライティングスキルを磨いて高品質記事を書こう!

見出しタイトルは、見出しを見ただけで答えがわかるものがいいですね。

 

競合サイトをお手本にして、良さげな内容と流れを作ってみてください!

ステップ6:記事タイトルを仮設定する

準備段階最後のステップでは、記事タイトルを仮設定しましょう。

 

記事タイトルは、検索結果上で「読むか読まないか」の判断に大きく影響するため、超重要なポイントです。

 

なお記事タイトルを書く際には、以下の点を抑えるとよいですね。

  • 狙っている検索キーワード(SEOキーワード)を入れる
  • PC表示の最大文字数「32文字」以内にする
  • 記事で伝えたいことがわかるタイトルにする

記事タイトルの付け方は、以下でいくつか例文を紹介するので、ぜひ確認してみてください!

記事タイトルの例

権威性を示したタイトル

  • 月100万円稼ぐライターが紹介!ユーザーに刺さる記事タイトル5選
  • ライター歴15年が解説!Webライターの将来性が明るい理由3つ
  • 家電量販店の店員が紹介!テレワークに最適なオススメグッズ20選

 

ベネフィットを訴求したタイトル

  • 好条件の仕事を探せる!転職エージェント・サイトのオススメ5選
  • 今から変われる!夢・目標を実現できる人になるための10ステップ
  • 迷わずできる!税金対策5ステップと確定申告のやり方5ステップ

小川フクロウ
正直メディアによりけりですが、Webライターの仕事なら「ベネフィット訴求のタイトル」とかが使いやすいかと思います。

 

やっぱり「100%の正解」とかはないので、ユーザーの興味を引けるタイトルを考えてみてくださいね。

上位表示を独占する!Webライティングの書き方3ステップ

上位表示を独占する!Webライティングの書き方3ステップ

以下では、Webライティングの執筆作業を3ステップで解説していきます!

 

メディアが違っても応用できるように説明するので、ひとつずつチェックしてみてください!

Webライティングの書き方

  1. リード文を書く
  2. まとめ文を書く
  3. 本文を書く

ステップ1:リード文を書く

リード文とは、記事の「書き出し」のことを意味します!

 

Web媒体では、「なんとなく記事をクリックした」くらいの読者が大半なので、リード文でいかに興味・関心を引くかが重要となります。

 

なお読者の興味・関心を引くリード文を作るには、以下の要素を盛り込みましょう。

  1. どんな悩みがある人向けの記事か
  2. その悩みを解決できるということ
  3. 悩みを解決したら、どんな目的・理想実現に近づくか
  4. その悩みを解決できる根拠
  5. 記事で説明する内容

さまざまな型がありますが、本記事のリード文を以下に載せておくので、参考にしてみてください!

リード文のテンプレート

本記事のリード文を「初心者Webライター」に向けて書いてみました!(それぞれ役割ごとに数字を振ってあります。)

 

本記事のリード文

  • Webライティングって何をどうやるの?
  • Webライティングを上達したい。
  • 何をどこまで覚えればライターの仕事を受けられる?(1)

上記悩みを解決できる内容をまとめました。(2)

本記事でまとめた「Webライティングの書き方」をマスターすれば、クライアントから高く評価されるWeb記事を作成できますよ。(3)

Webメディア運営会社に在籍して、毎日泣くほどライティングを仕込まれた経験をもとに、初心者向けに説明していきます。(4)

最初に「Webライティングの定義」を説明して、その後「Webライティングの書き方」を解説します。(5)

「スキルアップしたい!」と思っているWebライターの方は、ぜひ読み進めてみてくださいね。

各文の役割

  • (1)どんな悩みがある人向けの記事か
  • (2)その悩みを解決できるということ
  • (3)悩みを解決したら、どんな目的・理想実現に近づくか
  • (4)その悩みを解決できる根拠
  • (5)記事で説明する内容

小川フクロウ
いろんな型があるんですけど、僕は上記のような流れで書くことが多いですね。でも常にアップデートしてます!

 

どんな要素を盛り込んだら「読者の気を引けるか」を考えて、良い感じのリード文を作れるようにしましょう。

ステップ2:まとめ文を書く

まとめ文とは、説明した内容を締める「最後の見出し」のことですね。

 

まとめ文は悩みを解決した読者に対して、「その後どうすればいいか」を提案できるパートになります。

 

小川フクロウ
つまり、「商品やサービス」への申し込みを提案したり、別記事への移動を提案をしたりできるってことです!

 

まとめ文も人それぞれなんですが、個人的には以下のように書くようにしていますね。

  1. 紹介した記事内容を実践すれば、「どうなれるのか」を書く
  2. 紹介した内容で、特に重要なことを箇条書きにする
  3. 「商品・サービス」「別記事」への促し文を書く(特になければなしで◎)
  4. 「商品・サービス」「別記事」につながるリンクを載せる

以下で具体的な例文を載せているんで、上記項目と照らし合わせながら確認してみてください!

まとめ文のテンプレート

例文として、この記事のまとめを「稼げるようになりたいWebライター」に向けて書いてみますね!

本記事のまとめ

ご紹介した「Webライティングの書き方」を実践すれば、クライアントに重宝されるWebライターを目指せますよ!(1)

本記事で説明した内容を、もう一度確認しておきましょう。(2)

(Webライティングの書き方)

  1. リード文を書く
  2. まとめ文を書く
  3. 本文

なおWebライターとして稼ぐためのコツを、以下で徹底解説しているので、ぜひ読んでみてください!(3)

(自サイトの別記事へのリンクボタン)(4)

 

小川フクロウ
正直メディアごとに全然違うんですけど、個人的には上記のように書くことが多いですね。

「こうじゃなきゃいけない!」とかはないので、自分なりに最適ななまとめ文を作ってみてください!

ステップ3:本文を書く

本文を書く際には、結論から始める論理展開「PREP法」を基本形にするのがオススメです。

PREP法の論理展開&例文

  1. 1.Point 結論:読まれるWeb記事を作るためには、PREP法を使いましょう。
  2. 2.Reason 理由:なぜならPREP法は、「早く結論を知りたい!」と思っているWeb読者にぴったりだから。
  3. 3.Example 具体例or根拠:(PREP法&普通の文章を比較)。比べると、PREPの方が読みやすいですよね。
  4. 4.Point 再結論:良記事を作りたい方は、PREP法をマスターしよう!

というのもWeb媒体の読者は、「悩みの答え」を知るために記事を読むため、冒頭で結論を欲する方が大半です。

 

なので結論を最初に提示して、内容を裏付けていく順番にすれば、読みやすく説得力の高い文章となります。

 

とはいえケースバイケースなので、PREP法がハマらない時は、「広義」から説明して「狭義」に進むようにするとよいかと。

小川フクロウ
特に商品や定義などを紹介する見出しは、PREP法がハマらないはずなので、要注意ですね。

本文のテンプレート

いくつかPREP法の例文を紹介するので、ぜひ参考にしてみてください!

例文1

  • 結論:就活前の大学生には、Webライターの副業がオススメです。
  • 理由:なぜならWebライターの仕事では、就活で有利になるさまざまなメリットを得られるから。
  • 具体例:具体例を箇条書き→プレゼン能力アップ、Webリテラシーアップなど・・・
  • 再結論:Webライターの副業に取り組んで、就活を有利に進めよう!

例文2

  • 結論:ダイエットをするなら、アルコールの摂取を控えるべきです。
  • 理由:なぜならアルコールの摂取には、中性脂肪を増加させるメカニズムがあるから。
  • 具体例:お酒を飲む→肝臓がアルコール分解に専念→肝臓で脂肪酸が増加、の流れを説明。(図式が望ましい)
  • 再結論:夏シーズンに向けてダイエットしたい方は、飲酒をやめるか頻度を減らそう!

例文3

  • 結論:目標を達成するためには、小さな目標を設定して、行動を細分化しよう!
  • 理由:なぜなら、具体的な行動まで分解しないと、人は行動に移せないものだから。
  • 具体例:たとえば「ライターになる目標」があっても、具体的なto doがなければ、何もできませんよね。
  • 再結論:行動目標を細分化して、ひとつずつクリアしていきましょう!

 

小川フクロウ
実際には補足したり説明したりと、いろんな文が入るので、流れだけ掴んでみてくださいね。短く書いているので、ちょっと雑です、すいません。。

サクッとスキルアップできる!Webライティングのコツ6つ

サクッとスキルアップできる!Webライティングのコツ

以下では、僕が仕事で意識してきた「Webライティングのコツ」を紹介していきます!

 

サクッとクオリティを高められるコツをまとめたので、短期間でスキルアップしたい人は、ぜひ実践してみてください。

Webライティングのコツ

  1. 慣れるまでは接続詞を多用する
  2. 複数を説明する時には箇条書きにする
  3. 文頭と文末を噛み合わせる
  4. 1文中の句読点を2回までにする
  5. 読み上げてリズム感を確認する
  6. 極力こそあど言葉を使わない

コツ1:慣れるまでは接続詞を多用する

接続詞とは、「なぜなら」「なお」「また」「つまり」など、文と文の関係性を示す言葉を意味します。

 

接続詞を多用すべき理由は、文同士のつながりを意識するようになって、流れの良い文章を書く力がつくから。

 

メディアによって異なりますが、僕は以下の接続詞を使うことが多いですね。

よく使う接続詞

  • 説明する時:なぜなら、というのは
  • 補足する時:なお、ただし、そもそも
  • まとめる時:つまり、要するに
  • 例を示す時:たとえば
  • 並列する時:また
  • 付け加えて説明する時:そして、さらに、それに

たとえば、「たとえば」がつくときは、「例を示す文章だな」って自分で意識できますよね。

 

文章の流れがよくなれば、グッと読みやすい記事になるので、ぜひ実践してみてください!

 

小川フクロウ
本来「接続詞の多様は稚拙だ」と言われているので、慣れたら余分な部分はカットしましょう。

コツ2:複数を説明する時には箇条書きにする

複数の事柄を伝える際には、箇条書きにして、まとめるようにしましょう。

 

というのもWeb媒体の記事は、スマートフォンで読まれる率がかなり高めでして。

 

スマホだと縦スクロールで表示されるので、箇条書きにして伝えたほうがわかりやすいんですよね。

箇条書きにしないパターン

僕が好きなスポーツは、野球とサッカー、バレーボール、バスケ、アメフトです。

箇条書きパターン

僕が好きなスポーツは、以下の通りです。

  • 野球
  • サッカー
  • バレーボール
  • バスケ
  • アメフト

 

箇条書きになっている方は、文章を読み込まなくてもスムーズに内容がわかりますよね。

 

どこのメディアでも共通しているはずなので、ぜひ導入してみてください。

コツ3:文頭と文末を噛み合わせる

いい感じの文章を書くためには、文頭と文末を噛み合わせるようにしましょう。

 

なぜなら文頭と文末が噛み合えば、主語と述語が整理されて、急にプロっぽい文章になるからです。

✖️パターンと◯パターンの比較

  • ✖️上手な文章を書きたい方は、文頭と文末を噛み合わせれば、急にプロっぽい文章になります。
  • ◯上手な文章を書きたい方は、文頭と文末を噛み合わせるように意識しましょう。
小川フクロウ
✖️の文章だと「上手な文章を書きたい方」が「プロっぽい文章になる」ので、人が文章になるっていう謎現象発生です

 

「なんだか読みやすいな」っていう文章を書きたい方は、文章を書くたびにチェックしてみてくださいね。

コツ4:1文中の句読点は2回までにする

読みやすい文章を書きたい方は、1文中の句読点を2回までにしましょう。

 

なぜなら3回以上使うと、だいたい文章が長くなるため、伝えたい内容がズレてくるからです。

  • ✖️読みやすい記事を書くためには、一文が長くなりすぎてしまうと、内容がずれてきて微妙なので、句読点を2回までにしましょう。
  • ◯読みやすい記事を書くためには、文章が長くなりすぎないように、句読点を2回までにしましょう。

小川フクロウ
僕の経験上、だいたい句読点3回以上になると、もはや文頭&文末が噛み合わなくなりますね。

 

なので長くなりそうなら、伝えたい内容を分解して、別文に分けるのがオススメです。

 

読者が混乱してしまうので、1文1意を心がけて、わかりやすい文章を心がけましょう!

コツ5:読み上げてリズム感を確認する

心地よい文章にするためには、声に出して読み上げて、リズム感を確認しましょう。

 

というのもパッと見いい感じでも、実際に読んでみると「テンポが悪くて読みにくい!」ってあるあるなので。

  • ✖️初心者が垢抜けた文章を書くためには、文頭と文末を噛み合わせるようにすることです。
  • ◯垢抜けた文章を書くためには、文頭と文末を噛み合わせましょう。

上記のように読み上げてみると、「一呼吸で読みきれない部分」とかが見つかるはずです。

 

必要ない情報や言葉を捨てたり、句読点の位置を変えたりすると改善できるかと思います。

 

テンポ感がよければ、「なんかプロっぽい!」ってなるものなので、ぜひ実践してみてください!

他人からの添削を受けてみたい人にオススメ:文賢

添削を受けてスキルアップしたい方には、校閲ソフト「文賢」がオススメです!

 

文賢ではプログラムが校閲して、ミスのチェックや代案の提示をしてくれます。

文賢でできること

  • 誤字脱字のチェック
  • 文末表現の連続回数チェック
  • わかりにくい文章の洗い出し
  • 句読点の回数チェック
  • 長すぎる文章の洗い出し
  • カタカナにした方がいい漢字の洗い出し

客観的にアドバイスしてくれるので、まだ慣れていない初心者は、新たな気づきも得られると思いますよ。

 

小川フクロウ
仕事で半年以上使わせてもらってますが、なかなか便利なツールですよ。

 

短期的な利用でも効果があるかもなので、スキルアップしたい方は、ぜひ導入を検討してみてくださいね。

文賢を無料で見てみる

 

コツ6:極力「こそあど言葉」を使わない

こそあど言葉とは、「これ・あれ・それ・どれ」など、対象を指し示す言葉のことです。

 

Web媒体では流し読みする方も多いので、こそあど言葉を使うと「何を指しているか」がわからなくなるんです。

 

そのため、こそあど言葉で示さず、つどつど「対象を示す単語」を用いるとよいですね!

  • ✖️「このこと」から、こそあど言葉は使わないほうがいい。
  • ◯「意味がわからなくなること」から、こそあど言葉は使わないほうがいい。

小川フクロウ
単語を連発しすぎてもしつこいので、直前の言葉を指す時とかは、時たま挟んでもOKです!

Webライティングの注意点3つ

Webライティングの注意点

以下では、Webライティングの注意点を3つ紹介していきます!

 

初心者にありがちな失敗を避けられるはずなので、ぜひ確認してみてくださいね。

Webライティングの注意点

  1. 同じ文末表現は2回以上連続しない
  2. 想定読者に合わせた表現を徹底する
  3. 記事作成にかける時間を決める

注意点1:同じ文末表現の連続使用は2回までにする

同じ文末表現の連続は、2回までにするのがオススメです!

 

理由は簡単で、同じ文末表現が連続しすぎると、稚拙な文章に見えるから。

  • ✖️パターン:です、です、です。
  • ◯パターン:です、です、ます。

正直2回でも微妙なんですが、3回以上になると「小学生の作文的」な雰囲気が漂ってしまうんです。

 

文末表現を調整するだけでも、グッと見栄えの良い文章になるので、ぜひ実践してみてください!

注意点2:想定読者に合わせた表現を徹底する

読者にとって良い記事を書くためには、常に「読者に合わせた表現」を徹底しましょう。

 

というのもライターは、専門領域に詳しかったりリサーチしていたりと、読者より多くの情報を有しています。

 

なので読者レベルを意識しないと、読者に理解できない内容を書いてしまい、置き去りにしてしまうことが多いんですよね。

読者が理解できないこと

  • レベルに見合わない高度な専門用語
  • 読者にとっては不必要な専門知識

特に自分の好きなことを書くときには、「あれもこれも伝えたい!」と盛り込みすぎる傾向があります。

 

自分のために書く記事は、日記と同じなので、必ず読者にとっての良記事を心がけましょう!

注意点3:記事作成にかける時間を決める

記事作成にかける時間を決めるのも、けっこう重要な注意点と言えますね。

 

というのもクオリティは、追い求めようと思えば、どこまででも追求できるものでして。

 

事前に作業時間を決めておかないと、「いつまでたっても完成しない」っていう状態になるんですよね。

 

なので個人的には、長くても1記事15時間くらいまでを目安にするとよいなと思います。

 

時間をかけすぎると精神的にやられるので、ほどほどにして次の記事執筆に移行しましょう!

Webライティングに関する質問4つ

Webライティングに関する質問

以下では、Webライティングに関するQ&Aを用意しました!

 

初心者Webライターから質問されたことに回答しているので、疑問が残っている方は、ぜひ活用してみてくださいね。

Webライティングに関する質問

  1. Webライターで稼ぐコツは?
  2. オススメの練習方法はありますか?
  3. どのメディアでも書き方が同じなんですか?
  4. いい記事を書けば100%上位表示されるの?

質問1:Webライターで稼ぐコツは?

Webライターとして稼ぐには、以下2つの要素が重要かなと感じてます。

  • 実力の証明になるポートフォリオ:ワードプレスブログがオススメ
  • 基礎スキル:正しい日本語文法力、Webライティング力を磨くとよい。

基礎スキルを身につけて、実力を示すポートフォリオを活用するっていうイメージですね。

 

特にポートフォリオは、実力の証明になるため、稼ぎたいなら絶対必須のツールとなります。

 

まだ作成していない方は、以下記事で作り方をチェックしてみてくださいね。

質問2:オススメの練習方法はありますか?

オススメの練習方法は、以下の通りです!

  • Web記事の写経:記事構成や論理展開の型がわかる。誤字脱字を直しながらやると良い!
  • 紙記事の写経:正しい日本語文法を学べる。1文1文の主語・述語を意識しながらやると良い!
  • 文章の要約:文章を的確にまとめるスキルや、リサーチ力が身につく。

特に写経は、僕がメディア運営会社にいた頃に教わって、一番効果があった練習方法ですね。

 

ぶっちゃけ仕事だけだと限界があるので、空時間にどれだけ練習できるかが、ライティング力を決めることになります。

 

なお練習方法は、以下記事で詳しく説明しているので、合わせて確認してみてくださいね。

webライティングが上達する!おすすめ練習方法4つを解説【初心者】

小川フクロウwebマーケでSEOライターやってた小川フクロウです!webマーケにいた頃は、1記事校了するのに60時間以上 ...

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質問3:どのメディアも書き方が同じなんですか?

Webメディアによって、書き方は全然違いますね!

 

っていうのもメディアによって、重要視するポイントが違うので、立てている戦略が異なるからです。

メディアごとの戦略の一例

  • 金融系メディア:信頼性が重要なので、理由・根拠を明確にしたい。
  • アイテム紹介系メディア:気軽に読めるようにしたいので、口語調でもOK。
  • グルメ系メディア:コンテンツ数が重要なので、文章とかざっくりでOK。

 

っていうか、正直なところ「100%の正解」とかってないので、それぞれ独自のやり方を作っているんですよね。

 

なのでご紹介したやり方を軸にして、「各メディアでの正しいやり方」を実践するようにしましょう!

小川フクロウ
僕もライティング手法は、常にアップデートしてます!

質問4:いい記事を書けば100%上位表示されるの?

いい記事を書いても、検索エンジンで上位表示されないこともあります!

 

なぜなら検索エンジンで評価されるためには、記事クオリティ以外にも、さまざまな要素が求められるから。

評価されるポイントの一例(推測)

  • ドメインパワー(サイトのパワー):他サイトでリンクを貼られる(被リンク)と高まると言われている。
  • 同ジャンルの記事数(専門性):同ジャンルの記事がたくさんあれば専門性が高くなり、上位表示されやすいと言われている。
  • 指名検索数・サイテーション:サイトの認知度が検索結果に影響する、と言われている。

小川フクロウ
なので書いた記事が上位表示されなくても、別にライターのせいってわけじゃないかもですね。

 

SEO記事を書くときには、検索結果にとらわれると疲れるので、気にしすぎない方がいいですね。

Webライティングスキルを磨いて高品質記事を書こう!

Webライティングスキルを磨いて高品質記事を書こう!

ご紹介した「Webライティングの準備」「Webライティングの書き方」をマスターすれば、高品質なWeb記事を作成できるようになりますよ!

 

最後に、ご紹介した内容をおさらいしておきましょう!

Webライティングの準備

  1. デモグラフィック&ペルソナを作成する
  2. Yahoo!知恵袋&Twitterからニーズを洗い出す
  3. サジェストKWからニーズを洗い出す
  4. 競合サイトの記事をリサーチする
  5. 記事構成を組み立てる
  6. 記事タイトルを仮設定する

Webライティングの書き方

  1. リード文を書く
  2. まとめ文を書く
  3. 本文を書く

Web記事を書くのが一番上達するので、実際に記事を作成しながら練習してみてくださいね。

-WEBライター

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