雑記

シドニー旅行記①~エアチャイナ北京乗り換え失敗、遭難した話!

どーも、旅行大好き小川フクロウです。

 

今回は、僕が実際に行ってきたシドニー旅行(2019年1月)の旅路をレポートをしていきたいと思います。

 

これまでに様々な国を旅してきましたが、今回のシドニー旅行は北京での乗り換えに失敗してあたふたでした。

 

小川フクロウ
なお、シドニーの話はありません、乗り換えで失敗した話です。

 

旅先、しかも空港でのトラブルって本当に煩わしいものですよね。

 

英語が苦手だとなおのこと...。(僕は英語全く話せません。)

 

エアチャイナでリーズナブルに旅行したい方は、是非ご一読されることをおすすめします。(北京経由の人は必読!)

羽田空港、いざ出発!

一緒に旅行する友人とは、いつも現地集合の現地解散。(みんな忙しいので)

 

今回は5人が集まる予定、いつも通り行き帰りは自分1人。

 

小川フクロウ
さて、これからシドニーかー。真夏だから暑いんだろうなー。

 

ラウンジで本を読みながらゆっくりしていると、すぐに飛行機の搭乗時刻になった。

 

エアチャイナの評判はあまり良くないから心配してたけど、機内はとても清潔でいい感じ。

小川フクロウ
中国のお客さんも静かだったし、全然いいじゃんエアチャイナ!

 

さて、そろそろ離陸するはず。まずは北京だな。

飛行機、なかなか離陸しない。でも飛行機の時間トラブルはあるあるだよね。

1時間30分ほど遅れて、羽田空港から離陸。

 

・・・まぁでも遅延なら、ある程度は乗り換え時間の融通くらいしてくれるでしょ。とか思いながらとりあえず眠りにつく。

小川フクロウ
おやすみー

北京空港に到着!苦難はここから始まる...。

約3時間のフライトで、北京空港に到着。(時差:北京23時=東京0時)

 

さて、乗り換えにはどのくらい時間があるんだったかね。

 

・・・10分しかねぇじゃん。

 

「ま、まぁ、その辺はなんとかしてくれるっしょ、大丈夫大丈夫!」と、楽観的に構えてとりあえずトランジットへ急いだ。

ゴーバックカウンター!

Transit窓口のイカツイ兄ちゃんが、小川のチケットとパスポートを見てさらにイカツイ顔になった。

 

イカ兄ちゃん「Go back to Counter.」(渋い声)

 

小川の拙いヒアリング能力でも、しっかりと聞き取れた。

 

...いやー、これはまさか...いやいや、そんなまさか...。

 

「あ!なるほど!裏道で行くのかな!?職員ルートとか!」と楽観的に考え、

 

とりあえず、言われた通りインフォメーションカウンターのところに戻ることにする。顔怖いし

飛行機はもう出ました。乗り換え失敗。

受付のお姉さんの英語は聞き取れなかったが、

 

「すでに飛行機はシドニーに向かった」ということだけは理解した。

 

とりあえず発狂しそうになるが、

 

受付のお姉さんが「外にあるエアチャイナのカウンターに行って、ホテルを取ってもらえ」とジェスチャーで教えてくれた。

 

まぁ待機して、振替便を手配してもらえばいいよね。

小川フクロウ
この時点ではまだ心にゆとりあったよね、状況を楽しめてたし

Wi-Fiが繋がらない、荷物とチケットはどこ。

小川フクロウ
「まぁいいか後で。あれ〜でも荷物どうすんだろう、荷物用のレーンが全然動いてないよ。」

さっきの受付の姉ちゃんは「とりあえずエアチャイナのカウンター行け!」って顔してたし、もしかして荷物はシドニーまで行っちゃったのかな?

 

とりあえず出国してエアチャイナのカウンターへ向かうことにし、行動開始。

 

EXIT警備員のお兄さんが「え?お前手ぶらなの?」みたいな表情をしてるけど、まぁいっか。

Air China(エアチャイナ)のカウンターに到着

エアチャイナのカウンターはすぐに見つかった。

 

カウンターのおじさんは「チケットを見せろ」「ホテルに送ってくから、そこで待ってろ」と言っている、たぶん。

小川フクロウ
まじでアバウト、英語勉強しなきゃだよほんと

超寒いけど、エアチャイナのカウンター付近で待機。

 

出口の近くだからさ、外と気温が変わらないわけ。真夏のシドニーにいくからさ、俺の服装って夏服なわけ。

 

長袖一枚に氷点下の北京だよ、もう震えが止まらないよね。(後でわかったけど-5度くらい)

 

ていうか、俺の荷物と振替便のチケットってどうするんだろう...。

エリート大学生2人に遭遇!色々助けられる。

そんな感じでまじやべぇよ、てかマジ寒いよ...なんてブツブツ言いながらうろうろする。

 

そこに、聞こえてくる日本語。「Arigato...Samuine....」

 

幻聴かと思ったが、カウンターの前に日本人が2人いた。

 

同じように乗り換えに失敗したらしく、ホテルにいく予定の大学生二人組。(彼らの目的地はベトナムだけどね。)

 

そして、彼らも荷物と振替のチケットを持っていない。

 

どうするんだろうね、なんて話ながらいると、案内役の「両津勘吉に似たお兄さん」が迎えに来る。

 

広場にいた10人くらい(日本人は我々のみ)を集め、移動用ワゴンへ向かう。

しかし、このままではやばい気がしてきた、頭の中で警報が鳴っている。

 

だって振替便のチケット取らなきゃ絶対まずい、そもそもこれ本当にホテルに向かうの?

小川フクロウ
両津勘吉になにか言わなきゃ、少し止まってもらわないと!

 

小川は意を決して、小学生でも言えるような英語を唱える。(どこに行くんですか?はWhere are you goingだよな。)

 

小川「えっと、Where are you doing!?」(あたなは今どこで何をされているんですか!?)

 

...あれ、俺今goingって言おうとしたけど、doingって言った気がする...。

 

誰がどう見ても「両津勘吉は今ここで、お客さん達をホテルに送る仕事をしている最中」ということが一目瞭然。

 

両津勘吉「......。」

周囲の客「......。」

 

場に、空白の時間が生まれた。

 

大学生2人組は、小川の発言に明らかに戸惑った表情で口をつぐむ...。

 

こうして僕は、北京空港の時間を一瞬だけ止めることに成功した。

 

まぁ、いいやもう、変な空気作っちゃったけど。

 

そしてワゴンに乗る直前、やっぱり戻ろう!ってなり脱走するかのようにその場から離れることになる。

小川フクロウ
てか、両津勘吉の兄ちゃん、英語通じなかったからね。[/chat]

とりあえず、荷物とチケットをどうにかしよう。

何せ僕はTOEICで200点代を叩き出すほどの、まじで英語が喋れないダメな大人。

 

ここは彼らに同行させてもらうことにして、遺失物カウンターへと向かう。

 

それらしき場所を数カ所巡るが「ここには無い、他を当たってくれ」とたらい回されていく。(この時点で深夜2時くらいかな)

 

よし、じゃあまずはチケットをなんとかしよう!と作戦変更。エアチャイナのチケットカウンターへと向かう。

 

数人の職員さんが残っており、代わりの便を用意してもらえることになったが、物事はそう上手くはいかない。

 

職員さん「ごめん、シドニー行きは1日1本しか出ていないんだけどいい?次は23時間後だ。」

 

・・・わかったもうなんでもいい、とりあえずそのチケットを抑えろ。という返答を、

 

僕は顔で表現した。(*´∇`*)(こんな感じ)

 

(彼らは4時間後のバンコク経由でベトナムだったかな、に乗るとのこと)

 

よし、問題を一つクリアできた。

残る課題は一つ、僕らの荷物がどこにあるかってことだけだ。

入国ゲート内にある、遺失物カウンターへ突入!

残された遺失物カウンターは、あの荷物が流れて来るところにある。

 

別の遺失物カウンターで「そこにいけ」と言われ、なんか中国語で書かれた謎のメモ書きをゲットした。

 

これをどうしろいうのかわからないが、入国ゲートの警備員の兄ちゃんに見せてみると、

 

「あ〜は〜。」みたいな顔して「パスポート見せろ、ハンコあれば入れてやる。」みたいな感じになった。おお。

 

なんだこの紙、なにが書いてあるんだ、魔法の呪文かなにかなのか...。

 

そしてまたもやここで一悶着が起こる。

なんで僕だけハンコ無いの。笑

警備員のお兄ちゃんが、一人一人パスポートをチェックし、最後に俺の番。

 

「お前はダメだ、ハンコがない」

 

・・・・・・え?笑

 

そんなバカなことないでしょうよ。

 

焦る僕、必死でパスポートのページを捲りまくる。急ぎすぎてパラオのハンコのページばかりが何回も出てくる。今はパラオじゃねぇんだよ!

 

「え!てことはあれかい?!俺、不法入国者なの??笑」このときばかりは、かなり取り乱した。

 

一心不乱に「 Why!?」や「What?!」などの知っている単語を連発し、地面に寝っ転がって駄々をこねる幼子のようになりかけてしまった。

・・・まぁでも彼らは入れるみたいだから「先に行ってくれ」と伝えると、

 

「いや流石にここで見放せないっすよ、方法考えましょう!」と言ってくれて、本当にいい子たちだった。(日本帰ったら焼肉奢るからね。)

 

で冷静にパスポートを見てみるとハンコがある。普通にある。北京って書いてある。

 

「おおぉおぉおぉっぉぉららwらっらら!!!書いてあんぞ!押してんじゃねぇかy1!!」

 

って警備員のにいちゃんに詰め寄ると、笑いながら「悪い悪い。笑」だと。

 

お前、弄んだのかよ、ちくしょう。。。

 

まぁでもそんなことしている場合ではない。とにかく荷物を回収せねば!

遺失物カウンターに到着。なぜか俺だけまた一難

カウンターに到着し、同行していた大学生2人は荷物をすぐに発見。

 

しかし、いくら探せど俺の荷物はどこにも見当たらない。焦る俺、困る大学生。

 

カウンターにいるおばさんがどこかに電話をかけてくれて「探すから1時間待って」とのこと。一応荷物はあるみたいだ。よかった!

 

俺の羽田〜北京のチケット、さっき振替チケット発行するときに回収されたのよね。俺だけ。

小川フクロウ
羽田〜北京のチケットが回収されたせいで、その後どれだけやりとりに苦労したことか。

 

大学生の2人とは、一旦ここで解散しよう!ということになった。

 

本当にありがとう、君らがいなければ今頃は北京の藻屑だよ僕は...。感謝を伝え、荷物を待つ。

小川フクロウ
しかし、やっと一心地ついた感じだね。マジで死ぬかと思った。

 

ウォーターサーバーからお水をもらい、ソファーでダラーっと脱力。

 

カウンターのおばさんが、俺の前で堂々とカップヌードル食べはじめた。...夜食かな...まぁいいけど...。

 

待つこと1時間、俺の荷物がついに帰って来た!やったね!

外のスタバでまったりしている2人を発見。

「見つかったよ!本当にありがとう〜!」

 

とか言いながら、心細かった小川はスタバにいた2人の隣の席にちゃっかり腰かける。

 

そして、こんな状況にも関わらず僕らは恋バナに花を咲かせ、彼らの出国時間まで2時間ほど時間を過ごす。

 

とりあえずやっとまともに息吸った気がする。

 

彼らのフライトの時間が来たので名刺を渡しておき、日本に戻ったらお礼するよ!と伝え、出国カウンターまで見送った。

 

ここまでの時点で、北京に到着してから5時間ほど経過。もう早朝だね。

 

あと20時間ほどあるわけだが、どうすっか。。。

 

第二話に続く。

第2話:シドニー旅行記②〜エアチャイナで北京1日編、空港難民。

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