音楽学校メーザーハウス出身、20代前半まではレコーディング・ライブサポートを生業としていました。
- 自分に合った電子ドラムを探している!
- 実際に使っているドラマーの感想が聞きたい!
- 練習に活用する際のコツも知りたい!
以上の悩みを解決できる記事を書きました!
ご紹介する「電子ドラムのオススメ9選」を読めば、自分に合った最適な電子ドラムが見つかるはずですよ!
15年間電子ドラムを愛用している僕が、特に一押しの製品だけを紹介していきますね!
前半では、「機能性重視のオススメ電子ドラム」「コスパ重視のオススメ電子ドラム」、後半で「騒音対策」について説明していきます!
※「すぐにオススメ電子ドラムを教えて欲しい!」という方は、「電子ドラムのオススメ4選」から読んでくださいね!
目次
ドラマーが語る!電子ドラムのメリット・デメリット
以下では、電子ドラムのメリット・デメリットを紹介していきます!
15年電子ドラムを愛用している僕が、本音で思ったことを紹介するので、購入を検討している人はぜひ参考にしてみてください!
電子ドラムのメリット・デメリット
- 利用していて思った電子ドラムのメリット
- 利用していて思った電子ドラムのデメリット
利用していて思った電子ドラムのメリット
電子ドラムのメリット
- 自宅でもがっつり練習できる
- スタジオ練に入る前にウォーミングアップできる
- 個人練習代を節約できる
- 良音が再生されるので気持ちいい
- レコーディングにも活用できる(MIDI)
- オンラインでセッションできる
- 音源が多彩で楽しい
特に僕の場合は、スタジオ練習の前にウォーミングアップしたいので、電子ドラムがあるおかげでだいぶ助かりましたよ。
またスタジオの個人練習代ってバカにならないので、電子ドラムのおかげでかなり節約にもつながりました。
「本気でスキルを磨きたい」「趣味だけど自宅でもドラムを楽しみたい」って方にとって、電子ドラムは100%満足できるかと思います。
利用していて思った電子ドラムのデメリット
電子ドラムのデメリット
- 打音・振動は対策してもある程度響く
- 生ドラムほど繊細には表現できない
- 製品によっては接触不良になることもある
- マットしかないと床が傷つく
- スティックを分けないと木屑が散らかる
正直なところ打音・振動に関しては、対策次第でだいぶ抑えられますが、どうしてもつきまとう問題ですね。
また生ドラムほど繊細に表現できるわけじゃないので、ジャズ系のドラマーだと不満に感じる可能性があります。
基本的にメリットばかりですが、デメリットを見た限り「絶対無理だわ」って思う方には、合わないツールかもしれません!
買ってから後悔しない!電子ドラム選びで抑えるべきポイント5つ
以下では、電子ドラム選びで抑えるべきポイントを5つ紹介していきます。
「本気でスキルを磨きたい!」って思っている方向けに、役立つポイントを紹介しているので、ぜひチェックしてみてください!
電子ドラム選びで抑えるポイント
- パッド素材による違いを理解すべし
- バスドラムのペダルタイプの違いを理解すべし
- ハイハットのペダルタイプの違いを理解すべし
- 拡張機能の違いを理解すべし
- 価格による性能差を理解すべし
その1:パッド材質による違いを理解すべし
自分に合った電子ドラムを選ぶためには、必ずパッド材質による違いを理解しておきましょう。
なぜならパッド素材の種類によって、タッチ感・音量・表現の幅など、微妙なニュアンスが異なるから。
パッド素材の種類
- メッシュタイプ:静音性高い、値段高い【オススメ】
- ゴムタイプ:静音性なし、値段安い
個人的に「静音性」「生ドラムっぽさ」「表現の幅」を求めるなら、メッシュタイプの製品がオススメですね!
とはいえメッシュタイプだと、それなりに予算が張るので、予算が厳しい人は「スネアだけメッシュ」でもOKかと!
後から失敗しないためにも、材質の違いを理解した上で、最適な電子ドラムを選んでくださいね!
その2:バスドラムのペダルタイプの違いを理解すべし
抑えるべきポイントの2つ目は、バスドラムのペダルタイプの違いとなりますね。
というのもドラムには、バスドラムのペダルタイプが主に2種類ありまして。
- 生ドラム用のバスドラムペダルを使えるタイプ:値段高め
- パッドとペダルが一帯になった専用タイプ(ゲーセンのドラムマニアに付いているやつ):値段安め
ぶっちゃけ言ってしまうと、「生バスドラム用のペダル」を装着するタイプでないと、あまり練習にはなりません。
んで「バスドラム」は、ドラムの中でも一番重要な楽器なので、絶対妥協すべきではないポイントです。
って言っても予算とか都合があるので、静音性・コストを重視するなら「専用タイプ」、上達が目的なら「ペダル装着タイプ」にするとよいかと!
その3:ハイハットのペダルタイプの違いを理解すべし
最適な電子ドラムを選ぶためには、ハイハットのペダルアイプの違いを理解すべきですね!
なぜなら種類によって、タッチ感・踏みごこちが全く違うからですね。
- 生ドラム用ハイハットスタンドを装着するタイプ:値段高め
- ペダルのみで機能する専用タイプ(ゲーセンのドラムマニアに付いているやつ):値段安め
特に上達・リアルさを重視するなら、生ドラム用のハイハットスタンドが使えるタイプを選ぶとよいかと!
個人的にペダルのみで機能するタイプは、生ドラムのタッチ感と全く違うので、あまりあてにならない感じです。
上達・リアルさを重視するなら「ハイハットスタンドを使うタイプ」、コスパ重視なら「専用タイプ」って感じで選ぶのがオススメです!
その4:拡張機能の違いを理解すべし
拡張機能の違いに関しても、事前に把握しておいたほうがいいですね。
というのも上達してくると、生ドラム同様にシンバルやタムの数を増やしたくなってくるものだから。
そのため最低でも、以下の点数に対応できるタイプを選ぶのがオススメです。
- スネア:1個
- バスドラム:1個
- ハイハット:1個
- タムタム(ハイ・ロー):2個
- フロアタム:1個
- ライドシンバル:1枚
- クラッシュシンバル:2枚
生ドラムほど繊細な表現ができないので、電子ドラムを選ぶ際には、演奏を楽しむためにも点数についても調べおきましょうね。
その5:価格による性能差を理解すべし
自分にあった電子ドラムを選ぶためには、価格による性能差を理解しておきましょう。
理由は簡単で、金額によって「音源数」「音質」「音源再生のバリエーション」など、機能性に開きができるから。
「金額を抑えるのか」「機能性を重視するのか」など、重要視するポイントをきちんと把握しておくとよいですね。
電子ドラムってそうそう買い替えできる金額でもないので、ベストな選択ができるように確認してみてください!
機能性重視のハイエンドモデル!電子ドラムのおすすめ4選
それでは、電子ドラム歴15年の僕がセレクトした「機能性重視のオススメ電子ドラム4選」を紹介していきます!
「レコーディング」「ステージ演奏」にもオススメな電子ドラムを紹介しているので、ひとつずつ確認してみてください!
ハイエンドモデルのオススメ4選
- とにかく1番良い機材を使いたい人なら:Roland TD50KVX
- 表現力&叩き心地を求めるなら:YAMAHA/DTX920K
- 表現力&叩き心地を求める人なら:YAMAHA/DTX760K
- コンパクト&高機能を求める人なら:Roland TD25KVX
1.とにかく1番良い機材を使いたい人なら:Roland TD50KVX
こんな人にオススメ!
- 1番機能性が高い機材を使いたい人
- 生ドラム並みの表現力を求める人
- レコーディング・ステージで使いたい人
「とにかく1番良い機材を使いたい!」って人には、Roland TD50KVXがオススメですね!
Roland TD 50KFXは、RolandVドラムのハイエンド製品であり、プロの現場でも使われている電子ドラムです。
ヘッド・シェルなどの細部パーツの種類に合わせて、さまざまな音源が収録されていて、思い通りのサウンドを表現できます。
ダイナミクス幅・打点位置によって音色を表現できるため、ロール・フラム・ゴーストノート・リムショットなど、さまざまな表現ができますよ!
「仕事に使えるレベルの高品質機材を求めている!」という方は、ぜひRoland TD50KVXを選んでみてくださいね!
Roland TD50KVXのデモ動画
2.表現力&叩き心地を求める人なら:YAMAHA/DTX920K
こんな人にオススメ!
- 表現力の高い電子ドラムを使いたい人
- 叩き心地を追求したい人
- 音源を追加して利用したい人
「表現力&叩き心地を追求したい!」という方には、YAMAHA/DTX920Kがオススメです!
YAMAHA/DTX920Kでは、ヤマハのメイプル・バーチ・オークなどのドラムキットをメインに、ハイクオリティなサウンドが収録されています。
またパッド類は、キックパッドに最低な打感を出してくれるKP100、スネア・タムそれぞれに硬さが違うDTX-PADが使われています!
「YAMAHAのドラムならではの音源を使いたい!」という方は、ぜひYAMAHA/DTX920Kを選んでみてください!
YAMAHA/DTX920Kのデモ動画
3.操作性の高さ&幅広い音色を求めたい人なら:YAMAHA/DTX760K
こんな人にオススメ!
- シンプルに操作できるドラムがいい人
- 幅広い音色を求めている人
- 叩き心地が良い電子ドラムを使いたい人
「操作性の高さ&音色の多さを求めている!」って方には、YAMAHA/DTX760Kがオススメです!
YAMAHA/DTX760Kは、コントロールパネルがシンプルなため、ボタンひとつで簡単に機能・音源を切り替えられます。
またDTXDrumシリーズ最多「1,396音色」の音源が内臓されており、DTX760Kは表現力にも定評がありますね。
「簡単に操作できるけど機能性が高いものがいい!」という方は、ぜひYAMAHA/DTX760Kを利用してみてください!
YAMAHA/DTX760Kのデモ動画
4.ローコストで高機能なドラムを使いたい人なら:Roland TD25KVX
こんな人にオススメ!
- コスパよく高機能ドラムを使いたい人
- 表現力の高い電子ドラムを使いたい人
- 自宅での練習・宅録にも使いたい人
ローコストで高機能なドラムを使いたい人には、Roland TD25KVXがオススメです!
Roland TD25KVXは、約30万円程度で購入できるにも関わらず、プロからも定評があるTD-30直系のサウンドエンジンを搭載しています。
また全てのタム・スネアに「2プライ・メッシュ・ヘッド」が使われていて、ハイエンドモデルと同等の表現力を兼ね備えています。
「安い中でも1番優れた機材を使いたい!」って方は、ぜひRoland TD25KVXを検討してみてくださいね。
Roland TD25KVXのデモ動画
コスパを重視するエントリー寄りモデル!電子ドラムのオススメ5選!
以下では、コスパ重視のオススメ電子ドラム5選を紹介していきます!
「なるべく低予算&高性能な電子ドラム」を選んだので、ぜひ参考にしてみてください!
ローエンドモデルのオススメ5選
- 練習機能を活用して上達したい人:Roland/TD-17KV-S
- 自然な打感と静音性を求める人:YAMAHA/DTX582KFS
- 扱いやすい電子ドラムを使いたい人:Roland TD-E1
- 多彩な音源でドラムを楽しみたい人:AlESIS Surge Mesh Kit
- 趣味として気軽に使いたい人:Roland TD1KV
1.練習機能を活用して上達したい人なら:Roland/TD-17KV-S
こんな人にオススメ!
- 練習機能を活用して上達したい人
- 生ドラムに近い練習がしたい人
- ハイエンドモデルと同レベルの音源を使いたい人
さまざまな練習機能を活用して上達したい人には、Roland/TD-17KV-Sがオススメですね!
なおRoland/TD-17KV-Sには、以下のような練習に活かせる機能がありますよ。
- 好きなバンド・録音した音源に合わせて演奏できる機能(Bluetooth接続可)
- コーチ・モード(さまざまなメニューあり、練習結果の採点や正確さをチェック可能)
しかもVDrumの旗艦モデルTD-50のサウンドエンジン搭載のため、多彩なサウンドを使い分けられます。
「価格を重視するけどクオリティも妥協できない!」って方は、ぜひRoland/TD-17KV-Sを使ってみてください!
Roland/TD-17KV-Sのデモ動画
2.自然な打感と静音性を求める人なら:YAMAHA/DTX582KFS
こんな人にオススメ!
- 自然な打感を求めている人
- パッドに静音性を求めている人
- トレーニング機能を使いたい人
「自然な打感で練習したい!」って方には、YAMAHA/DTX582KFSがオススメですよ!
YAMAHA/DTX582KFSは、無数の気泡を含んだ特殊素材「発泡シリコン」がパッドに使われていて、程よいリバウンド感を再現しています。
また8種類のバリエーショがある練習機能を使えば、リズム感向上・ショットの正確さを磨くことができますね。
「自然な打感で実践に活かせる練習がしたい!」って方は、YAMAHA/DTX582KFSを利用してみてください!
YAMAHA/DTX582KFSのデモ動画
3.扱いやすい電子ドラムを使いたい人なら:Roland TD-E1
こんな人にオススメ!
- 操作しやすい電子ドラムを使いたい人
- 10万円以下でも良質な機材を使いたい人
- 生ドラム用のパスペダルを使いたい人
「初心者向けに簡単に操作できる電子ドラムがいい!」という方は、Roland TD-E1を利用するとよいですね。
Roland TD-E1は、15種類のドラムキット音が収録されていて、シンプルなボタン操作で簡単に切り替え可能です。
また10万円以下という安さにも関わらず、生ドラム用バスペダルを装着できるため、フットワークの練習にも最適。
「ローコストで練習用電子ドラムを探している!」って方は、Roland TD-E1がぴったりかと思いますね!
4.多彩な音源でドラムを楽しみたい人なら:AlESIS Surge Mesh Kit
こんな人にオススメ!
- 多彩な音源で楽しみたい人
- 安くても作りがいい機材を求めている人
- 自然な打感の電子ドラムを使いたい人
「多彩な音源でドラムを楽しみたい人」には、AlESIS Surge Mesh Kitがぴったりですね!
AlESIS Surge Mesh Kitでは、385のサウンド、40のドラムキット、60のガイドソングが収録されています。
また比較的安価にも関わらず、クローム仕様の頑丈な設計が施されているため、キッドが動く心配もいりません。
「安めの価格でもいろんな音源を使いたい!」って方は、ぜひAlESIS Surge Mesh Kitを使ってみてください!
AlESIS Surge Mesh Kitのデモ動画
5.趣味として気軽に使いたい人なら:Roland TD1KV
こんな人にオススメ!
- 趣味として気軽に使いたい人
- これからドラムを始めてみたい人
- なるべく静音性の高いペダルを使いたい人
趣味として気軽に使いたい人には、Roland TD1KVがオススメですね!
VdrumシリーズのエントリーモデルであるRoland TD1KVは、5〜6万円ほどで一色揃えられて、気軽にドラム演奏を楽しめます。
またビーターレスキックペダルとなっているため、ペダル類から発生する振動を抑制できますね!
「これからドラムをやってみたい!」って方は、ぜひRoland TD1KVを利用してみてください!
Roland TD1KVのデモ動画
騒音問題を徹底回避!自宅で電子ドラムを叩く騒音対策3ステップ
以下では、電子ドラムを叩く騒音対策を3ステップで紹介していきます!
一軒家であれば問題ないかと思いますが、マンション住まいの方なんかは、それなりに対策が必要となります。
トラブルを防ぐための「徹底的な騒音対策」を紹介しているので、ぜひチェックしてみてください!
自宅で電子ドラムを叩く騒音対策
- 隣人から離れた場所に設定する
- マットを設置する
- クッション・板を設置する
ステップ1:隣人から離れた場所に設置する
電子ドラムは、なるべく隣人から離れた場所に設置しましょう。
というのもやはりパッドの打音・衝撃が大きいので、なるべく遠くに離さないと、トラブルになる可能性があるから。
なので、「すぐ隣がお隣さんの部屋」って所に設置するのとかは、結構デンジャラスかもです。
できる限りトラブルのリスクを下げて、心置き無く叩ける場所に電子ドラムをおきましょう!
ステップ2:マットを配置する【一軒家住まいの人向け】
ステップ2では、電子ドラムの下に「専用のマット」を敷きましょう。
なぜならバスドラム・ハイハットを踏む衝撃は、わりとバカにならないので、マットで吸収する必要があるから。
なおオススメのマットは、ドラムメーカーから発売されている以下マットですね。
100%衝撃をカットするような製品ではありませんが、ないよりはましになります!
衝撃は下の階の人に伝わってしまうので、必ずマットを敷いて防音対策を図りましょう!
ステップ3:クッション・板を設置する【マンション住まいの人向け】
最後のステップでは、クッション・板を設置して、防振対策を完璧に仕上げましょう。
というのもマットだけでは、衝撃を逃しきれず、階下に振動が伝わってしまうから。
なおクッション・板を設置して、振動を遮断するやり方は、以下の通りですね。
- 一番下に板を敷く
- バランスディスクを4個置く
- 上にベニヤ板を敷く
- 一番上にマットを敷く
自分は台に乗らずスローン(椅子)の高さを上げて、電子ドラムだけを上に置くとよいですね。
ここまでやれば、マンション住まいでも電子ドラムを使えるはずなので、ぜひ参考にしてみてください!
電子ドラムで上達するためのコツ3つ
以下では、電子ドラムで上達するためのコツを3つ紹介していきますね。
僕は電子ドラムを活用したおかげで、演奏の仕事をもらえるレベルまでスキルアップできました。
実際に実践してきたコツ・工夫を紹介するので、ぜひ参考にしてみてくださいね!
電子ドラムで上達するコツ
- 生ドラム以外でもできる練習に使う
- 再生される音源をあてにしすぎない
- 生ドラム同様「良い音」を出すように叩く
コツ1:生ドラム以外でもできる練習に使う
電子ドラムを使って上達するためには、「生ドラム以外でもできる練習」に活用するのがオススメです!
というのも電子ドラムでは、生ドラムと打感やタッチが異なるため、良い音を鳴らすための「リアルな感覚」が磨けないからです。
なので電子ドラムは、以下のような目的で使うのがベストですね!
- フレーズを体に覚えさせる練習
- 曲を覚える練習
- 四肢をバラバラに動かす系の練習
- ウォーミングアップ
- フレーズ作成・作曲
どうしても「音を響かせる感覚」や「音色コントロールする感覚」が違うので、定期的に生ドラムを活用するのがいいですね!
実体験として言えますが、うまく使い分ければ飛躍的に成長できるので、「生ドラムと違う部分」を理解して活用していきましょう!
コツ2:再生される音源をあてにしすぎない
再生される音源をあてにしすぎないことも、重要なコツと言えますね!
電子ドラムから再生される音源は、一番いい音が録音されていて、「ストロークの強さ」だけを信号に再生されます。
そのため生音で良い音が出せなくても、電子なら簡単に良音が出せるので、上手くなったかのように錯覚してしまうんですよね。
なので「電子ドラムは電子ドラム」と理解して、生ドラムで良い音が出せる練習も平行していきましょう!
コツ3:生ドラム同様に「良い音」を出すように叩く
最後のコツは、生ドラム同様に「良い音を出す意識」を持って叩くことです!
やはり電子ドラム最大の弱点は、「太鼓を鳴らす感覚」が養えない点でして。
なので、パッドでも良い音が出るように意識すると、生ドラムでも以外と応用がききますよ!
なるべく生ドラムと差が生まれないように、意識して「良い音」を出すように練習してみてくださいね!
ぶっちゃけどうなの?電子ドラムに関する質問4つ
最後に、電子ドラムに関する質問に回答していきますね!
実際に使ってみないとわからないことも多いので、電子ドラム購入を検討している方は、疑問解消に活用してみてください!
電子ドラムに関する質問
- ぶっちゃけ電子ドラムって上達するの?
- 安いのと高いのってそんなに違うの?
- 実際何年くらい使えるの?
- やっぱり練習用のゴムドラとは違うの?
質問1:ぶっちゃけ電子ドラムって上達するの?
ぶっちゃけ中級くらいまでのレベルアップには、かなり活用できますよ!
生ドラムと違うとはいえ、最近の電子ドラムは、かなりリアルな仕様になっているので。
とはいえ上級クラスになると、本当に繊細で微妙な感覚レベルの世界なので、やはり使える練習が限られてきます。
すでに演奏業で食っているレベルでもなければ、一台持って置いて損しないはずです!
質問2:安いのと高いのってそんなに違うの?
安いのと高いのは、正直結構違いますね。
やっぱり高いのは、めちゃくちゃこだわって作られているので、エントリーモデルとかとレベルが違う感じです。
でも個人的には、結局生ドラムでの練習が大切なので、予算が厳しければエントリーモデルでも全然いいと思いますよ。
何を重要視するかを整理して、最適な電子ドラムを選んでみてください!
質問3:実際何年くらい使えるの?
モデルによって異なりますが、僕の場合は、TD-3(Roland)を15年間使い続けていますよ。
よっぽど変な使い方でもしなければ、そうそう壊れるものでもありませんね。
万が一故障しても、パーツごとに購入できるので、そんな困ることはないはずです!
質問4:やっぱり練習用のゴムドラムとは違う?
正直、練習用のゴムドラムとは、まっったく違います。
僕も最初1.5万円くらいのゴムドラムパッド(ドラムセット型タイプ)を使っていましたが、まぁ比べ物になりません。
音源を再生しなかったとしても、質感が全然違うので、迷っているなら「電子ドラム」を買うことをオススメします!
自分にあった電子ドラムでハイレベルなドラマーを目指そう!
ご紹介した「電子ドラムのオススメ10選」を参考にして、自分に合った最適な電子ドラムが見つけてくださいね。
最後に、ご紹介した内容をもう一度おさらいしておきましょう。
ハイエンドモデルのオススメ4選
- とにかく1番良い機材を使いたい人なら:Roland TD50KVX
- 表現力&叩き心地を求める人なら:YAMAHA/DTX920K
- 表現力&叩き心地を求める人なら:YAMAHA/DTX760K
- コンパクト&高機能を求める人なら:Roland TD25KVX
ローエンドモデルのオススメ5選
- 練習機能を活用して上達したい人なら:Roland/TD-17KV-S
- 自然な打感と静音性を求める人なら:YAMAHA/DTX582KFS
- 扱いやすい電子ドラムを使いたい人なら:Roland TD-E1
- 多彩な音源でドラムを楽しみたい人なら:AlESIS Surge Mesh Kit
- 趣味として気軽に使いたい人なら:Roland TD1KV
電子ドラムの購入を予定している方は、上記リンクから再度スペックをチェックしてみてくださいね!