アフィリエイト単月9桁達成、SEOを生業としています。
本ブログではアフィリエイトやブログ運営のナレッジを紹介しています。
- キーワード選定のやり方は?
- キーワード選定ってどんな効果があるの?
- 初心者でもできるキーワード選定を知りたい!
以上の悩みを解決できる記事を用意しました。
ご紹介する「キーワード選定のやり方8ステップ」を実践すれば、無駄のない効率的なメディア運営を実現できますよ!
Webマーケティング企業出身の僕が、初心者向けに徹底的にわかりやすく「メディア(ブログ)の立ち上げ方」を紹介していきます!
まずは、「キーワード選定とは?」という定義を説明しているので、ぜひ読んでみてください!
※「すぐにキーワード選定のやり方を知りたい!」という方は、「キーワード選定のやり方8ステップ」へ進んでくださいね!
目次
SEOキーワード選定とは?
キーワード選定とは、検索エンジンからの流入を図る際に、適切なSEOキーワードを選ぶ作業を意味します。
というのも検索キーワードのなかには、コンバージョンやアクセスが期待できないものも存在します。
そのため効率的なメディア(ブログ)運営をする上では、検索キーワードを適切に選定する必要があるのです。
ざっくり説明すると、以下のようなキーワードを選定していく感じですね。
- 検索エンジンで上位表示しやすいキーワード→検索ボリュームがちょうどいい(少なめ)・競合性低い
- コンバージョンが発生しやすいキーワード→「商品への申し込み」が検索意図に含まれている
たとえば「検索ボリュームが多いキーワード」は、競合が強くて上位表示できず、「少なすぎるキーワード」では上位表示されてもアクセスがつきません。
また「商品・サービス」への申し込みに関係ない記事だけ書いていても、利益を得ることができませんよね。
以上を踏まえた「キーワード選定のやり方」を紹介するので、メディア運営で利益を出したい方は、ぜひ実践してみてくださいね。
キーワード選定で必要なツール:キーワードプランナー
キーワードプランナーとは、グーグル広告の一部機能で、検索キーワードを抽出できるツールのことです。
キーワードプランナーは基本的に無料利用できて、200円程でPPC広告(リスティング広告)を出せば、詳細な数値を取得できますよ!
ご紹介する手順は、事前にキーワードプランナーを導入している前提で進めていきます!
まだ利用手続きをしていない方は、利用登録手続きを先にしてみてください。
SEOキーワード選定のやり方8ステップ
以下では、「SEOキーワード選定のやり方」を8ステップで紹介していきます。
SEO集客に成功する適切なステップを設定したので、ぜひチェックしてみてくださいね!
SEOキーワード選定のやり方
- 軸になるキーワード(ジャンル)を決める
- メインキーワードの関連キーワードを洗い出す
- キーワードプランナーで検索ボリュームを調べる
- キーワードプランナーでCVSファイルをダウンロードする
- キーワードをカテゴリに分ける
- コンバージョン記事と集客記事を分ける
- ビッグキーワードはサジェストKWに分解する
- ロングテールキーワードで記事を書きまくる
ステップ1:軸になるキーワード(ジャンル)を決める
ステップ1では、軸になるメインキーワード(ジャンル)を決めましょう。
たとえば、以下のように決める感じですね。
- 副業系ジャンル→副業
- 転職系ジャンル→転職
- プログラミング系ジャンル→プログラミング
なお攻めたいジャンルに関連する「軸になるキーワード」も、連想してピックアップするとよいですね。
たとえば副業系では、副業に属する「ブログ」「ライター」「プログラミング」とか、そのあたりのキーワードも必要になりそうですよね。
後から変更してもいいので、ジャンルに適した「軸になるキーワード」をいくつか選んでみてください!
ステップ2:メインキーワードの関連キーワードを洗い出す
関連キーワードとは、メインキーワードから連想されやすい「関連性が高いキーワード」のことです。
検索エンジンでのマーケティングにおいては、「関連キーワード」でコンテンツを増やすことによって、効率的に上位表示を狙えるんです。
なお「関連キーワード」は、「関連キーワード取得ツール(仮名・β版)」を使って抽出しましょう。
ステップ1で決めた「検索キーワード」を、上記検索欄に入力して「取得開始」をクリックします。
すると上記のように「関連キーワード」がズラッと並ぶので、「全キーワードリスト」をコピーすればOKです!
このままステップ3へと進んでください!
ステップ3:キーワードプランナーで検索ボリュームを調べる
ステップ3では、キーワードプランナーを使って検索ボリュームを調べましょう。
まずキーワードを開くと上記画面になるので、右側の項目をクリックします。
そしてコピーした「関連キーワード」をペーストして、「開始する」をクリックします。(事前登録が必要。)
そして、「過去の指標」をクリックします。
すると上記のように「月間検索回数」が出てくるので、「月間平均検索ボリューム」をクリックして、「↓月間検索平均ボリューム」に変更します。
以上のようにすれば、ボリュームが多い順で関連キーワードを確認できますよ。このまま次のステップへ進みましょう!
ステップ4:キーワードプランナーでCVSファイルをダウンロードする
ステップ4では、取得したデータをダウンロードします。
画面右上の「↓」ボタンをクリックして、「プラン過去の指標」をクリックします。
すると自動でCSVファイルのダウンロードがスタートしますね。
あとはダウンロードしたファイルを開けば、上記のように「関連キーワード」の検索ボリュームが見れますよ!
見にくいので、「Avg. monthly searches」をキーワードの横に持ってきて、ボリュームが多い順に並び替えておくといいですね!
ステップ5:キーワードを仕分けする
ステップ5では、取得したキーワードを仕分けしていきます。
なおキーワードの仕分けは、以下キーワードを除外すればOKです!
- 検索回数0のキーワードを除外
- 「ほとんど同じキーワード」はボリューム低い方を除外:〇〇 始めるには、〇〇 始めるなら
- 「特定サイトに行きたい」ニーズのKWを除外:Youtube、manablog、楽天、Amazon
- 「特定サービスを利用したい」ニーズのKWを除外:「〇〇 アルバイト」「〇〇 派遣」など→人材サイトを使いたいだけ。
たとえば、「副業 アルバイト」は、「副業でできるアルバイトを募集している求人サイト」を見たいので、求人サイトでも作らないとニーズを満たせませんね。
一方で「副業 バレない」は、「副業がバレないコツ・やり方」「バレない副業」を知りたいので、記事にできそうですよね!
さらに「副業 スマホ」は、「スマホでできる副業」を探しているため、「スマホでできる副業10選」みたいな記事がニーズに合うかと。
最終的に、ブログ記事で上位表示を狙えるキーワードが残ればOKです!
ステップ6:コンバージョン記事と集客記事を分ける
ステップ6では、コンバージョン記事と集客記事を分けましょう。
というのも、「契約に適したコンバージョン記事」と「集客記事」には、以下のような特徴がありまして。
- コンバージョン記事(作り方系・レビュー系KW):競合性高く上位表示難しい、記事内での契約率が高い
- 集客記事(知識系など):競合性が低く上位表示を狙いやすい、記事内では契約につながりにくい
なので分類して、「集客記事」から「コンバージョン記事」につなぐ流れ(内部リンク)を作れば、「集客と契約」が両立できるってわけですね。
「申し込みに直結するキーワード=コンバージョン記事」と「悩みを解決したら申し込みするかもキーワード=集客記事」ってイメージを持つとよいかと!
どんな配分で書くのが理想的か考えて、仕分けしてみてくださいね。
ステップ7:ビックキーワードはサジェストKWをに分解する
ビックキーワード(ボリューム5,000以上くらい)は、サジェストKW(合わせて検索されやすいKW)に分解しましょう。
というのもビックキーワード単体で狙っても、競合が多すぎて上位表示させられないからです。
たとえば、「副業 おすすめ(月間検索40,500回)」では、以下のようにサジェストKWに分解します。
副業 オススメ(40,500)→「副業 おすすめ 在宅(1,900)」、「副業 おすすめ サラリーマン(260)」、「副業 おすすめ パソコン(40)」etc...
それぞれのキーワードで、バラバラに記事を作成していけばOKです!
なおサジェストKWは、ステップ2の「関連キーワード取得ツール」で抽出できますよ!
上記のキーワードをコピペして、キーワードプランナーでボリュームを調べましょう!
ステップ8:ロングテールキーワードで記事を書きまくる
ステップ8まできたら、選定したロングテールキーワード(月間検索回数50〜500くらいの低いボリュームKW)で記事を書きまくればOKです。
コンバージョン用記事を作って、集客用記事を書きまくるって感じですね。
なお新規ドメインの場合、最低でも3ヶ月くらい上位表示されないので、長期的なスタンスで始めるとよいかと!
最低でも1年以上継続するつもりで、ぜひチャレンジしてみてください!
SEOキーワード選定のコツ4つ
以下では、SEOキーワード選定のコツを4つ紹介していきます。
アクセスを効率的に増やせたり、戦略的な運営につながるコツとなっているので、ぜひ実践してみてください!
SEOキーワード選定のコツ
- 検索結果から狙い目キーワードを洗い出す
- ブログでは「実体験系記事」から書く
- メディアでは「トレンド系」の記事から書く
- 予算に余裕がある人は「Ahrefs」を使う
コツ1:検索結果から狙い目キーワードを見つける
効果的なキーワード選定をするためには、「検索結果」から狙い目キーワードを見つけるのもオススメです。
というのも検索結果の状況を見れば、上位表示しやすいかの判断ができる場合もあるから。
たとえば経験上、以下のようなキーワードは、わりと狙い目だったりしますね。
- 内容が微妙だけど、大手サイト(ドメインパワー強い)だから上位表示されている。
- 上位表示されているのに、タイトルに「SEOキーワード」入ってない。(内容ずれてる)
- Webライティングで書かれてない(だらだら長かったり、文章が下手だったり)
あくまで副次的な選定方法ですが、競合サイトをリサーチするときに参考にしてみてください!
コツ2:ブログでは「実体験系の記事」から書く
ブログをやる方は、「実体験系の記事」から書くのがオススメです!
というのも「実体験=独自情報」が書かれた記事は、始めたばかりのブログでも上位表示されやすいからですね。
実際にGoogleのガイドラインには、以下のように「独自性」について書かれています。
・どうすれば自分のウェブサイトが独自性や、価値、魅力のあるサイトと言えるようになるかを考えてみる。同分野の他のサイトとの差別化を図ります。
これまでたくさん記事を書いてきましたが、間違いなく実体験を語れる記事は、上位表示を狙いやすいですよ。
最初からアクセスがつけば、モチベーション的にもプラスになるので、ぜひ実践してみてください!
コツ3:メディアでは「トレンド系の記事」から書く
ジャンルにもよりますが、法人メディアでは「トレンド系記事」から書くのもいいですね!
トレンド系記事がオススメなのは、独自情報と同じように新規サイトでも上位表示されやすからです。
通常だと上位表示するためには、「記事コンテンツの質」と「ドメインパワー」が必要になります。
しかしトレンド情報に「ドメインパワー」を重要視していては、旬な情報が集まりにくく、ユーザーにとって不便ですよね。
初期から上位表示されれば、効率的にメディアを成長されられるので、ぜひ実践してみてくださいね。
ドメインパワーとは?
ドメインパワーとは、 Weサイトの強さを表す指標のこと。被リンクなどによって上昇して、強ければ強いほど上位表示されやすくなる。
コツ4:予算に余裕がある人は「Ahrefs」を使う
予算に余裕がある人は、「Ahrefs」を使うのがベストですね!
なぜならAhrefsを使えば、キーワード選定・競合分析などの「SEO分析」において、圧倒的に有利になるから。
Ahrefsでできること
- キーワード抽出:キーワードプランナーより明らかに情報多い
- 競合分析:自サイトと競合を比較して戦略を立てられる
- コンテンツ調査:どの記事が成果を上げているかなど調べられる
Ahrefsの月額費用
- ライト:99$
- スタンダード:179$(オススメ)
- アドバンスド:399$
- エージェンシー:999$
僕もお世話になっているメディアで使わせてもらっていますが、他ツールと比較すると情報量が明らかに多い感じです。
運営費用をそれなりに検討している方は、ぜひAhrefsを利用してみてください!
SEOキーワード選定に関する注意点3つ
以下では、SEOキーワード選定に関する注意点を3つ紹介していきます。
僕が実際に経験した失敗をもとに紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください!
キーワード選定に関する注意点
- 最初から完璧を求めすぎない
- 記事作成時にキーワード選定を疑わない
- 「書きやすい」を基準に選びすぎない
注意点1:最初から完璧を求めすぎない
キーワード選定をする際には、最初から完璧を求めすぎないようにしましょう。
なぜならキーワード選定は、感覚的な仕分けも多いので、ある程度経験がないと難しいから。
そのためある程度仕分けられたら、すぐにコンテンツ作成に移ることをオススメします。(特にブロガー)
僕も経験してますが、完璧を求めすぎると、だいたい「挫折ルートまっしぐら」って感じですね。
だいたい1週間程度を目安にして、ガンガン記事を作っていきましょう。
注意点2:記事作成時にキーワード選定を疑わない
ブログ初心者は、記事作成中に選定したキーワードを疑わないことも重要です。
なぜなら、それなりに時間がかかる記事作成中には、「意味のない作業してないか」っていう不安にかられやすいものだから。
実際僕も「このキーワード意味あんのかな」って思い始めて、記事を作成できなくなった時期が多々あります。
そんなに細かく考えなくても、良質な記事が増えれば自然に結果につながるので、悩みすぎないように注意しましょう!
注意点3:「書きやすい」を基準に選びすぎない
特に個人で運営する場合には、「書きやすい」だけを基準に持たない方がいいですね。
もちろん書きやすい記事の方が、高品質な記事をスピーディーに作成できますが、コンテンツの種類が偏ってしまうんですよね。
その結果として、いまいち報酬が発生しなかったり、アクセスがつかなかったりって恐れがあります。
なので「契約につながりやすいキーワード」や「上位表示されやすいキーワード」を見極めて、適切な記事を書いていきましょう!
キーワード選定に関する質問2つ
以下では、キーワード選定に関する質問2つに回答していきます!
僕自身も疑問だったことをのせているので、ぜひ読んでみてくださいね!
キーワード選定に関する質問
- キーワード選定は最初に1回やればOK?
- マインドマップとかにまとめるんですか?
1.キーワド選定は最初に1回やればOK?
キーワード選定は、ひんぱんに修正することになりますね!
というのも狙ったキーワードで上位表示されないことなんて、日常茶飯事だからです。
なので最低でも1ヶ月に1回くらいのペースで、戦略を立て直すことになるかと!
2.マインドマップとかにまとめるんですか?
マインドマップにまとめた方が、整理しやすくはなりますね!
ただしマインドマップにまとめるとなると、割と膨大な時間が必要になります。
もし個人ブログとかでやるなら、キーワードを取得した時の表のままで十分かと!
キーワード選定をしてPVを爆発的に増やそう!
ご紹介した「キーワード選定のやり方8ステップ」を実践すれば、効果的な検索エンジンマーケティング(ブログ運営)を実現できますよ!
最後に、ご紹介した内容をもう一度おさらいしておきましょう。
SEOキーワード選定のやり方
- 軸になるキーワード(ジャンル)を決める
- メインキーワードの関連キーワードを洗い出す
- キーワードプランナーで検索ボリュームを調べる
- キーワードプランナーでCVSファイルをダウンロードする
- キーワードをカテゴリに分ける
- コンバージョン記事と集客記事を分ける
- ビッグキーワードはサジェストKWに分解する
- ロングテールキーワードで記事を書きまくる
もう一度手順通りに進めたい方は、「SEOキーワード選定のやり方」に戻ってくださいね!