通算100名以上のディレクレター/Webライターのマネジメントを経験。
元フリーランスWebライター、未経験~半年で月40万円達成。
- Webライティングの全手順を知りたい!
- 上位表示される記事を書くスキルが知りたい!
- Webライターとしてスキルアップしたい!
以上の悩みを解決できる記事を用意しました。
ご紹介する「Webライティングの準備」と「Webライティングの書き方」をマスターすれば、高品質なWeb記事を作成できますよ。
さまざまなWebメディアに携わっている僕が、普段仕事で使っている手順を解説していきます。
前半で「Webライティングの準備」、後半で「Webライティングの書き方」を紹介します!
Webライティングのスキルを身に付けたい方は、ぜひ読み進めてみてください!
目次
Webライティングとは?Web用に最適化されたライティングスキル
Webライティングとは、検索エンジン集客に用いられる「執筆技法」のことを意味します。
検索エンジン集客とは?
Googleなどの検索エンジンでは、検索キーワードごとに「検索者の悩みを解決できる良記事」が、上位表示される仕組みになっています。
検索エンジンで上位表示すれば、多くの読者を集められるため、Webメディア運営の肝になる部分ですね。
そのために使う「記事作成技法」が、Webライティングというわけです!
なお上位表示を狙うためには、「検索エンジン(機械)」と「読者(人)」の双方にとって、わかりやすい形式にする必要があります。
- 検索エンジン(機械):HTML(文字表示に使うプログラミング言語)の構造を整える必要あり
- 読者(人):PC・スマホ用に読みやすく整える必要あり
根本的には「検索者の悩みに答える」という目的があるため、リサーチなどの準備段階も含めて「Webライティング」と呼ばれていますね。
本記事では、僕がWebライターとして培った「Webライティングの全プロセス」を紹介するので、スキルを身に付けたい方はぜひ読んでみてください!
-
ブログの収入の仕組みとは?収入を得られるブログの始め方5ステップ
ブログ収入の仕組みを知りたい! ブログってどうやって稼いでいるの? 初心者でもブログで稼げるの? 以上の悩みを解決できる ...
続きを見る
準備に入る前の大前提:狙うキーワードを設定する
まず大前提として、Webライティングで書く記事は、「検索キーワード」に合わせた記事を書くことになります。
検索キーワードの一例
- Webライティング 書き方:Webライティングの書き方を初心者向けに書く
- Webライター 始め方:Webライターの始め方を初心者向けに書く
- 副業 サラリーマン:サラリーマンにオススメの副業を書く
- 副業 専業主婦:専業主婦にオススメの副業を書く
上記のような感じでして、それぞれの検索キーワード沿って、内容を作り上げていくことになりますね!
この検索キーワードがあいまいだと、検索結果で上位表示されずに、誰にも読まれない記事ができあがってしまいます。
必ず「狙うべきキーワード」を明確にして、その検索者だけに向けた記事を作成しましょう!
土台が命!Webライティングの準備6ステップ
以下では、Webライティングの準備作業を6ステップで説明していきます。
それぞれサンプルを入れて説明するので、Webライティングスキルを身に付けたい方は、ぜひ読んでみてください!
Webライティングの準備
- デモグラフィック&ペルソナを作成する
- Yahoo!知恵袋&Twitterからニーズを洗い出す
- サジェストKWからニーズを洗い出す
- 競合サイトの記事をリサーチする
- 記事構成を組み立てる
- 記事タイトルを仮設定する
ステップ1:デモグラフィック&ペルソナを作成する
- デモグラフィック:想定検索者(ペルソナ)の年齢・職業・学歴・年収などの想定データ
- ペルソナ:検索キーワードを入力して、記事を読むであろう想定読者
デモグラフィックとペルソナを作成する必要があるのは、「盛り込む内容」や「メッセージ性」を定める際に、必要になるからですね。
やってみればわかるはずですが、決めずに執筆すると記事内容がブレブレになるため、検索結果で上位表示を取りづらくなります。
デモグラ&ペルソナの作成手順
上記のような手順で、最終的に「読者が知りたいこと」「知った方がいいこと」「どうなりたいのか」を明確にするイメージです。
以下では、この記事で作成したデモグラフィック&ペルソナを紹介するので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
デモグラフィック&ペルソナの例
デモグラフィック
- 名前(仮名):内藤智
- 年齢&性別:20代後半
- 職業:システムコンサルタント
- 住所:神奈川県
- 年収:350万円
- 学歴:日大
- 家族構成:1人
(ペルソナ)
とある金曜の21時、夕食を済ませて休憩中。パソコンを開いて「Webライター」について検索している。
コロナの感染拡大に伴いリモートワークになってから、内藤は将来に対して強い不安を持つようになった。
現時点で自分が所属している会社にはあまり影響が出ていないが、ニュースでいろんな人が困っているのをみて、「会社一本に絞るのはやばいかも」と思っている。
そこで自分も副業を始めようと思い、比較的安定して稼ぎやすい「Webライター」にチャレンジすることになった。
現状では右も左もわからない状態だが、とりあえず早く稼げるようになりたいと思っている。
とはいえ「トラブルがあっても困るし、最低限のやり方については、仕事を受ける前にきちんと把握しておきたいな。」
そう考えた内藤は、開いていたMacbook airに「Webライティング 書き方」と検索した。
- 健在ニーズ:Webライティングの書き方
- 潜在ニーズ:Webライティングが上達する方法、Webライターとして稼ぐ方法(コツ)
ステップ2:Yahoo!知恵袋&Twitterからニーズを洗い出す
ステップ2では、Yahoo!知恵袋&Twitterからニーズを洗い出しましょう。
ニーズを洗い出したほうがいい理由は、想定外の「検索者の悩み」が見つかることもあるから。
- Yahoo!知恵袋:ヤフーの質問共有サービス、一般人がさまざまな質疑応答をしている。
- Twitter:SNSのひとつ、リアルな「ぼやき」や「疑問」とかが見浸かることもある。
正直見つからないことも多いので、想定内の物も含めて「5個〜10個くらい」ピックアップすれば十分です。
ユーザーへの回答性を高められるので、特に詳しくないジャンルを書くときには、ぜひ実践してみてください!
ステップ3:サジェストキーワードからニーズを洗い出す
サジェストキーワードとは、Google検索結果で自動表示される「合わせて検索されやすいキーワード」のことです。
合わせて検索するということは、検索者のニーズに含まれる可能性が高いことを意味します。
なのでサジェストキーワードの検索ニーズも洗い出せば、よりユーザーの悩みを解決できる記事が作れるってわけですね。
なお本記事では、以下のようにサジェストキーワードから読者ニーズを洗い出しました。
- ◯Webライティング 基本→Webライティングの基本を知りたい
- ◯記事の 書き方→記事の書き方を知りたい
- ◯Web文章 書き方→Web文章の書き方を知りたい
- ◯ブログライティング→ブログのライティング方法を知りたい
- ◯Webライター 構成→Webライター向けに構成の作り方を知りたい
- ◯webライティング 初心者→初心者向けにWebライティングノウハウを知りたい
- ◯Webライティング テンプレート→記事テンプレートを知りたい
- ◯在宅ライター 書き方→在宅ライターが覚えるべき書き方を知りたい
- ◯ライティング技術→ライティング技術を知りたい
- ◯ライティング基本 文章→文章を書く基本技術を知りたい
検索キーワードによっては、盛り込みようがないサジェストも含まれるので、良さげなものだけピックアップしておきましょう。
ステップ4:競合サイトの記事をリサーチする
どんな記事が上位表示しているかを確認するために、競合サイトの見出しを洗い出しましょう。
というのも上位表示しているということは、検索結果で評価された内容が書かれていること意味します。
そのため競合サイトの見出しをリサーチすれば、ユーザーが求めている情報がわかるというわけです。
最初にリサーチしてもいいんですが、独自性が担保しづらくなるので、僕は後半でやるようしています!
なお見出しの抽出は、「ラッコツール」というツールを使えば簡単にできますよ。
以下で今回抽出した見出しを軽く紹介しているので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
競合リサーチの例
上記は簡略化していますが、5位くらいまでをリスト化するとよいですね!
リサーチしたからといって、真似したことにはならないので、ぜひ実践してみてください。
ステップ5:記事構成を組み立てる
本文を書きながら記事構成を作ると、内容がブレブレになるので、事前に組み立てておく必要があります!
なお記事構成は、想定ニーズや競合の見出しを見ながら、以下手順で作成するとよいですね。
- 想定したニーズに回答できる見出しを入れ込む
- 競合サイトにある良さげな見出しを入れ込む
- 想定読者が何から知りたいか考えて順番を整理する
ちょっと慣れが必要ですが、「上位サイトの見出しを網羅しつつ上回る構成」を作るイメージを持つとよいかと。
構成が記事クオリティを決めるようなものなので、じっくり時間をとって作成してみてください!
本記事で作成した構成
見出しタイトルの種類
- <h2>:大見出し
- <h3>:中見出し
- <h4>:小見出し
本記事では、読者が基礎理解を深めながら、手順をそのまま実行できる構成を作りました!
- <h2>Webライティングとは?Web用に最適化されたライティングスキル
- <h3>準備に入る前の前提:狙うキーワードを設定する
- <h2>土台が命!Webライティングの準備段階6ステップ
- <h3>ステップ1:デモグラフィック&ペルソナを作成する
- <h3>ステップ2:Yahoo!知恵袋&Twitterからニーズを洗い出す
- <h3>ステップ3:サジェストKWからニーズを洗い出す
- <h3>ステップ4:競合サイトの記事をリサーチする
- <h3>ステップ5:記事構成を組み立てる
- <h3>ステップ6:記事タイトルを仮設定する
- <h2>上位表示を独占する!Webライティングの書き方3ステップ
- <h3>ステップ1:リード文を書く
- <h4>リード文のテンプレート
- <h3>ステップ2:まとめ文を書く
- <h4>まとめ文のテンプレート
- <h3>ステップ3:本文を書く
- <h4>本文のテンプレート
- <h2>圧倒的な高品質を作る!Webライティングのコツ5つ
- <h3>コツ1:慣れるまでは接続詞を多用する
- <h3>コツ2:複数を説明する時には箇条書きにする
- <h3>コツ3:文頭と文末を噛み合わせる
- <h3>コツ4:1文中の句読点は2回までにする
- <h3>コツ5:読み上げてリズム感を確認する
- <h2>Webライティングの注意点3つ
- <h3>注意点1:同じ文末表現は2回以上連続しない
- <h3>注意点2:想定読者に合わせた表現を徹底する
- <h3>注意点3:記事作成にかける時間を決める
- <h2>Webライティングに関する質問4つ
- <h3>質問1:Webライターで稼ぐコツは?
- <h3>質問2:オススメの練習方法はありますか?
- <h3>質問2:どのメディアも書き方が同じなんですか?
- <h3>質問3:いい記事を書けば100%上位表示されるの?
- <h2>Webライティングスキルを磨いて高品質記事を書こう!
見出しタイトルは、見出しを見ただけで答えがわかるものがいいですね。
競合サイトをお手本にして、良さげな内容と流れを作ってみてください!
ステップ6:記事タイトルを仮設定する
準備段階最後のステップでは、記事タイトルを仮設定しましょう。
記事タイトルは、検索結果上で「読むか読まないか」の判断に大きく影響するため、超重要なポイントです。
なお記事タイトルを書く際には、以下の点を抑えるとよいですね。
- 狙っている検索キーワード(SEOキーワード)を入れる
- PC表示の最大文字数「32文字」以内にする
- 記事で伝えたいことがわかるタイトルにする
記事タイトルの付け方は、以下でいくつか例文を紹介するので、ぜひ確認してみてください!
記事タイトルの例
権威性を示したタイトル
- 月100万円稼ぐライターが紹介!ユーザーに刺さる記事タイトル5選
- ライター歴15年が解説!Webライターの将来性が明るい理由3つ
- 家電量販店の店員が紹介!テレワークに最適なオススメグッズ20選
ベネフィットを訴求したタイトル
やっぱり「100%の正解」とかはないので、ユーザーの興味を引けるタイトルを考えてみてくださいね。
上位表示を独占する!Webライティングの書き方3ステップ
以下では、Webライティングの執筆作業を3ステップで解説していきます!
メディアが違っても応用できるように説明するので、ひとつずつチェックしてみてください!
Webライティングの書き方
ステップ1:リード文を書く
リード文とは、記事の「書き出し」のことを意味します!
Web媒体では、「なんとなく記事をクリックした」くらいの読者が大半なので、リード文でいかに興味・関心を引くかが重要となります。
なお読者の興味・関心を引くリード文を作るには、以下の要素を盛り込みましょう。
- どんな悩みがある人向けの記事か
- その悩みを解決できるということ
- 悩みを解決したら、どんな目的・理想実現に近づくか
- その悩みを解決できる根拠
- 記事で説明する内容
さまざまな型がありますが、本記事のリード文を以下に載せておくので、参考にしてみてください!
リード文のテンプレート
本記事のリード文を「初心者Webライター」に向けて書いてみました!(それぞれ役割ごとに数字を振ってあります。)
本記事のリード文
- Webライティングって何をどうやるの?
- Webライティングを上達したい。
- 何をどこまで覚えればライターの仕事を受けられる?(1)
上記悩みを解決できる内容をまとめました。(2)
本記事でまとめた「Webライティングの書き方」をマスターすれば、クライアントから高く評価されるWeb記事を作成できますよ。(3)
Webメディア運営会社に在籍して、毎日泣くほどライティングを仕込まれた経験をもとに、初心者向けに説明していきます。(4)
最初に「Webライティングの定義」を説明して、その後「Webライティングの書き方」を解説します。(5)
「スキルアップしたい!」と思っているWebライターの方は、ぜひ読み進めてみてくださいね。
各文の役割
- (1)どんな悩みがある人向けの記事か
- (2)その悩みを解決できるということ
- (3)悩みを解決したら、どんな目的・理想実現に近づくか
- (4)その悩みを解決できる根拠
- (5)記事で説明する内容
どんな要素を盛り込んだら「読者の気を引けるか」を考えて、良い感じのリード文を作れるようにしましょう。
ステップ2:まとめ文を書く
まとめ文とは、説明した内容を締める「最後の見出し」のことですね。
まとめ文は悩みを解決した読者に対して、「その後どうすればいいか」を提案できるパートになります。
まとめ文も人それぞれなんですが、個人的には以下のように書くようにしていますね。
- 紹介した記事内容を実践すれば、「どうなれるのか」を書く
- 紹介した内容で、特に重要なことを箇条書きにする
- 「商品・サービス」「別記事」への促し文を書く(特になければなしで◎)
- 「商品・サービス」「別記事」につながるリンクを載せる
以下で具体的な例文を載せているんで、上記項目と照らし合わせながら確認してみてください!
まとめ文のテンプレート
例文として、この記事のまとめを「稼げるようになりたいWebライター」に向けて書いてみますね!
本記事のまとめ
ご紹介した「Webライティングの書き方」を実践すれば、クライアントに重宝されるWebライターを目指せますよ!(1)
本記事で説明した内容を、もう一度確認しておきましょう。(2)
(Webライティングの書き方)
- リード文を書く
- まとめ文を書く
- 本文
なおWebライターとして稼ぐためのコツを、以下で徹底解説しているので、ぜひ読んでみてください!(3)
(自サイトの別記事へのリンクボタン)(4)
「こうじゃなきゃいけない!」とかはないので、自分なりに最適ななまとめ文を作ってみてください!
ステップ3:本文を書く
本文を書く際には、結論から始める論理展開「PREP法」を基本形にするのがオススメです。
PREP法の論理展開&例文
- 1.Point 結論:読まれるWeb記事を作るためには、PREP法を使いましょう。
- 2.Reason 理由:なぜならPREP法は、「早く結論を知りたい!」と思っているWeb読者にぴったりだから。
- 3.Example 具体例or根拠:(PREP法&普通の文章を比較)。比べると、PREPの方が読みやすいですよね。
- 4.Point 再結論:良記事を作りたい方は、PREP法をマスターしよう!
というのもWeb媒体の読者は、「悩みの答え」を知るために記事を読むため、冒頭で結論を欲する方が大半です。
なので結論を最初に提示して、内容を裏付けていく順番にすれば、読みやすく説得力の高い文章となります。
とはいえケースバイケースなので、PREP法がハマらない時は、「広義」から説明して「狭義」に進むようにするとよいかと。
本文のテンプレート
いくつかPREP法の例文を紹介するので、ぜひ参考にしてみてください!
例文1
- 結論:就活前の大学生には、Webライターの副業がオススメです。
- 理由:なぜならWebライターの仕事では、就活で有利になるさまざまなメリットを得られるから。
- 具体例:具体例を箇条書き→プレゼン能力アップ、Webリテラシーアップなど・・・
- 再結論:Webライターの副業に取り組んで、就活を有利に進めよう!
例文2
- 結論:ダイエットをするなら、アルコールの摂取を控えるべきです。
- 理由:なぜならアルコールの摂取には、中性脂肪を増加させるメカニズムがあるから。
- 具体例:お酒を飲む→肝臓がアルコール分解に専念→肝臓で脂肪酸が増加、の流れを説明。(図式が望ましい)
- 再結論:夏シーズンに向けてダイエットしたい方は、飲酒をやめるか頻度を減らそう!
例文3
- 結論:目標を達成するためには、小さな目標を設定して、行動を細分化しよう!
- 理由:なぜなら、具体的な行動まで分解しないと、人は行動に移せないものだから。
- 具体例:たとえば「ライターになる目標」があっても、具体的なto doがなければ、何もできませんよね。
- 再結論:行動目標を細分化して、ひとつずつクリアしていきましょう!
サクッとスキルアップできる!Webライティングのコツ6つ
以下では、僕が仕事で意識してきた「Webライティングのコツ」を紹介していきます!
サクッとクオリティを高められるコツをまとめたので、短期間でスキルアップしたい人は、ぜひ実践してみてください。
Webライティングのコツ
- 慣れるまでは接続詞を多用する
- 複数を説明する時には箇条書きにする
- 文頭と文末を噛み合わせる
- 1文中の句読点を2回までにする
- 読み上げてリズム感を確認する
- 極力こそあど言葉を使わない
コツ1:慣れるまでは接続詞を多用する
接続詞とは、「なぜなら」「なお」「また」「つまり」など、文と文の関係性を示す言葉を意味します。
接続詞を多用すべき理由は、文同士のつながりを意識するようになって、流れの良い文章を書く力がつくから。
メディアによって異なりますが、僕は以下の接続詞を使うことが多いですね。
よく使う接続詞
- 説明する時:なぜなら、というのは
- 補足する時:なお、ただし、そもそも
- まとめる時:つまり、要するに
- 例を示す時:たとえば
- 並列する時:また
- 付け加えて説明する時:そして、さらに、それに
たとえば、「たとえば」がつくときは、「例を示す文章だな」って自分で意識できますよね。
文章の流れがよくなれば、グッと読みやすい記事になるので、ぜひ実践してみてください!
コツ2:複数を説明する時には箇条書きにする
複数の事柄を伝える際には、箇条書きにして、まとめるようにしましょう。
というのもWeb媒体の記事は、スマートフォンで読まれる率がかなり高めでして。
スマホだと縦スクロールで表示されるので、箇条書きにして伝えたほうがわかりやすいんですよね。
箇条書きにしないパターン 僕が好きなスポーツは、野球とサッカー、バレーボール、バスケ、アメフトです。
箇条書きパターン
僕が好きなスポーツは、以下の通りです。
- 野球
- サッカー
- バレーボール
- バスケ
- アメフト
箇条書きになっている方は、文章を読み込まなくてもスムーズに内容がわかりますよね。
どこのメディアでも共通しているはずなので、ぜひ導入してみてください。
コツ3:文頭と文末を噛み合わせる
いい感じの文章を書くためには、文頭と文末を噛み合わせるようにしましょう。
なぜなら文頭と文末が噛み合えば、主語と述語が整理されて、急にプロっぽい文章になるからです。
✖️パターンと◯パターンの比較
- ✖️上手な文章を書きたい方は、文頭と文末を噛み合わせれば、急にプロっぽい文章になります。
- ◯上手な文章を書きたい方は、文頭と文末を噛み合わせるように意識しましょう。
「なんだか読みやすいな」っていう文章を書きたい方は、文章を書くたびにチェックしてみてくださいね。
コツ4:1文中の句読点は2回までにする
読みやすい文章を書きたい方は、1文中の句読点を2回までにしましょう。
なぜなら3回以上使うと、だいたい文章が長くなるため、伝えたい内容がズレてくるからです。
- ✖️読みやすい記事を書くためには、一文が長くなりすぎてしまうと、内容がずれてきて微妙なので、句読点を2回までにしましょう。
- ◯読みやすい記事を書くためには、文章が長くなりすぎないように、句読点を2回までにしましょう。
なので長くなりそうなら、伝えたい内容を分解して、別文に分けるのがオススメです。
読者が混乱してしまうので、1文1意を心がけて、わかりやすい文章を心がけましょう!
コツ5:読み上げてリズム感を確認する
心地よい文章にするためには、声に出して読み上げて、リズム感を確認しましょう。
というのもパッと見いい感じでも、実際に読んでみると「テンポが悪くて読みにくい!」ってあるあるなので。
- ✖️初心者が垢抜けた文章を書くためには、文頭と文末を噛み合わせるようにすることです。
- ◯垢抜けた文章を書くためには、文頭と文末を噛み合わせましょう。
上記のように読み上げてみると、「一呼吸で読みきれない部分」とかが見つかるはずです。
必要ない情報や言葉を捨てたり、句読点の位置を変えたりすると改善できるかと思います。
テンポ感がよければ、「なんかプロっぽい!」ってなるものなので、ぜひ実践してみてください!
他人からの添削を受けてみたい人にオススメ:文賢」
添削を受けてスキルアップしたい方には、校閲ソフト「文賢」がオススメです!
文賢ではプログラムが校閲して、ミスのチェックや代案の提示をしてくれます。
文賢でできること
- 誤字脱字のチェック
- 文末表現の連続回数チェック
- わかりにくい文章の洗い出し
- 句読点の回数チェック
- 長すぎる文章の洗い出し
- カタカナにした方がいい漢字の洗い出し
客観的にアドバイスしてくれるので、まだ慣れていない初心者は、新たな気づきも得られると思いますよ。
短期的な利用でも効果があるかもなので、スキルアップしたい方は、ぜひ導入を検討してみてくださいね。
コツ6:極力「こそあど言葉」を使わない
こそあど言葉とは、「これ・あれ・それ・どれ」など、対象を指し示す言葉のことです。
Web媒体では流し読みする方も多いので、こそあど言葉を使うと「何を指しているか」がわからなくなるんです。
そのため、こそあど言葉で示さず、つどつど「対象を示す単語」を用いるとよいですね!
- ✖️「このこと」から、こそあど言葉は使わないほうがいい。
- ◯「意味がわからなくなること」から、こそあど言葉は使わないほうがいい。
Webライティングの注意点3つ
以下では、Webライティングの注意点を3つ紹介していきます!
初心者にありがちな失敗を避けられるはずなので、ぜひ確認してみてくださいね。
Webライティングの注意点
- 同じ文末表現は2回以上連続しない
- 想定読者に合わせた表現を徹底する
- 記事作成にかける時間を決める
注意点1:同じ文末表現の連続使用は2回までにする
同じ文末表現の連続は、2回までにするのがオススメです!
理由は簡単で、同じ文末表現が連続しすぎると、稚拙な文章に見えるから。
- ✖️パターン:です、です、です。
- ◯パターン:です、です、ます。
正直2回でも微妙なんですが、3回以上になると「小学生の作文的」な雰囲気が漂ってしまうんです。
文末表現を調整するだけでも、グッと見栄えの良い文章になるので、ぜひ実践してみてください!
注意点2:想定読者に合わせた表現を徹底する
読者にとって良い記事を書くためには、常に「読者に合わせた表現」を徹底しましょう。
というのもライターは、専門領域に詳しかったりリサーチしていたりと、読者より多くの情報を有しています。
なので読者レベルを意識しないと、読者に理解できない内容を書いてしまい、置き去りにしてしまうことが多いんですよね。
読者が理解できないこと
- レベルに見合わない高度な専門用語
- 読者にとっては不必要な専門知識
特に自分の好きなことを書くときには、「あれもこれも伝えたい!」と盛り込みすぎる傾向があります。
自分のために書く記事は、日記と同じなので、必ず読者にとっての良記事を心がけましょう!
注意点3:記事作成にかける時間を決める
記事作成にかける時間を決めるのも、けっこう重要な注意点と言えますね。
というのもクオリティは、追い求めようと思えば、どこまででも追求できるものでして。
事前に作業時間を決めておかないと、「いつまでたっても完成しない」っていう状態になるんですよね。
なので個人的には、長くても1記事15時間くらいまでを目安にするとよいなと思います。
時間をかけすぎると精神的にやられるので、ほどほどにして次の記事執筆に移行しましょう!
Webライティングに関する質問4つ
以下では、Webライティングに関するQ&Aを用意しました!
初心者Webライターから質問されたことに回答しているので、疑問が残っている方は、ぜひ活用してみてくださいね。
Webライティングに関する質問
- Webライターで稼ぐコツは?
- オススメの練習方法はありますか?
- どのメディアでも書き方が同じなんですか?
- いい記事を書けば100%上位表示されるの?
質問1:Webライターで稼ぐコツは?
Webライターとして稼ぐには、以下2つの要素が重要かなと感じてます。
- 実力の証明になるポートフォリオ:ワードプレスブログがオススメ
- 基礎スキル:正しい日本語文法力、Webライティング力を磨くとよい。
基礎スキルを身につけて、実力を示すポートフォリオを活用するっていうイメージですね。
特にポートフォリオは、実力の証明になるため、稼ぎたいなら絶対必須のツールとなります。
まだ作成していない方は、以下記事で作り方をチェックしてみてくださいね。
質問2:オススメの練習方法はありますか?
オススメの練習方法は、以下の通りです!
- Web記事の写経:記事構成や論理展開の型がわかる。誤字脱字を直しながらやると良い!
- 紙記事の写経:正しい日本語文法を学べる。1文1文の主語・述語を意識しながらやると良い!
- 文章の要約:文章を的確にまとめるスキルや、リサーチ力が身につく。
特に写経は、僕がメディア運営会社にいた頃に教わって、一番効果があった練習方法ですね。
ぶっちゃけ仕事だけだと限界があるので、空時間にどれだけ練習できるかが、ライティング力を決めることになります。
なお練習方法は、以下記事で詳しく説明しているので、合わせて確認してみてくださいね。
-
webライティングが上達する!おすすめ練習方法4つを解説【初心者】
小川フクロウwebマーケでSEOライターやってた小川フクロウです!webマーケにいた頃は、1記事校了するのに60時間以上 ...
続きを見る
質問3:どのメディアも書き方が同じなんですか?
Webメディアによって、書き方は全然違いますね!
っていうのもメディアによって、重要視するポイントが違うので、立てている戦略が異なるからです。
メディアごとの戦略の一例
- 金融系メディア:信頼性が重要なので、理由・根拠を明確にしたい。
- アイテム紹介系メディア:気軽に読めるようにしたいので、口語調でもOK。
- グルメ系メディア:コンテンツ数が重要なので、文章とかざっくりでOK。
っていうか、正直なところ「100%の正解」とかってないので、それぞれ独自のやり方を作っているんですよね。
なのでご紹介したやり方を軸にして、「各メディアでの正しいやり方」を実践するようにしましょう!
質問4:いい記事を書けば100%上位表示されるの?
いい記事を書いても、検索エンジンで上位表示されないこともあります!
なぜなら検索エンジンで評価されるためには、記事クオリティ以外にも、さまざまな要素が求められるから。
評価されるポイントの一例(推測)
- ドメインパワー(サイトのパワー):他サイトでリンクを貼られる(被リンク)と高まると言われている。
- 同ジャンルの記事数(専門性):同ジャンルの記事がたくさんあれば専門性が高くなり、上位表示されやすいと言われている。
- 指名検索数・サイテーション:サイトの認知度が検索結果に影響する、と言われている。
SEO記事を書くときには、検索結果にとらわれると疲れるので、気にしすぎない方がいいですね。
Webライティングスキルを磨いて高品質記事を書こう!
ご紹介した「Webライティングの準備」「Webライティングの書き方」をマスターすれば、高品質なWeb記事を作成できるようになりますよ!
最後に、ご紹介した内容をおさらいしておきましょう!
Webライティングの準備
- デモグラフィック&ペルソナを作成する
- Yahoo!知恵袋&Twitterからニーズを洗い出す
- サジェストKWからニーズを洗い出す
- 競合サイトの記事をリサーチする
- 記事構成を組み立てる
- 記事タイトルを仮設定する
Webライティングの書き方
- リード文を書く
- まとめ文を書く
- 本文を書く
Web記事を書くのが一番上達するので、実際に記事を作成しながら練習してみてくださいね。