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Webライターのポートフォリオの作り方3ステップ【初心者向け】

小川フクロウ
SEO会社在籍、メディア事業責任者の小川フクロウです。
通算100名以上のディレクレター/Webライターのマネジメントを経験。
元フリーランスWebライター、未経験~半年で月40万円達成。

  • Webライターのポートフォリオってどうやって作るの?
  • Webライターにポートフォリオって必須なの?
  • 実績のない初心者Webライターはどうすればいいの?
  • 仕事につながるポートフォリオの作成方法を知りたい!

以上のような悩みを解決できる記事を作成しました!


ご紹介する「初心者Webライター向けポートフォリオの作り方3ステップ」を実践すれば、自信を持って提出できるポートフォリオを作れて、Webライターとして収入アップを狙えますよ。


なぜなら、月40万円稼ぐWebライターの僕が、「実際に活用していたポートフォリオ」の作り方をご紹介するからです。


まずは、「そもそも初心者Webライターにはポートフォリオが必要なの?」という疑問に回答しているので、ぜひ読み進めてみてくださいね。

「すぐにポートフォリオの作り方を知りたい!」という方は、「ポートフォリオの作り方3ステップ」へ進んでください。

目次

初心者Webライターもポートフォリオが必要になる

初心者Webライターも案件を獲得するためには、ポートフォリオ(実力を示す資料)が必須になります。


理由は簡単で、実力がわからないライターに仕事を任せたいと思うクライアントは、いないからです。


たとえば、ポートフォリオがないライターに仕事を依頼した場合、クライアントには以下デメリットがあります。

クライアントのデメリット

  • テストライティングのチェックが面倒
  • 人間性不明でトラブルになる可能性がある
  • 礼儀がないライターで不快な思いをするかも
  • 実力が足りなさすぎて時間の無駄になるかも

特にテストライティング(執筆前のテスト)も手間がかかるので、クライアントは事前に見込みのあるライターだけに絞りたいんですよね。

小川フクロウ
僕の経験上、ポートフォリオなしで受けられるのは「文字単価0.5円」までかなって感じです。

Webライターにとって「パソコンと同レベルの必須ツール」なので、着実に収入を得たい方は、必ずポートフォリオを用意しましょう。

ポートフォリオは仕事の実績じゃなくてブログでいいの?結論=全然OK

よく質問されるんですが、初心者Webライターのポートフォリオは、自分のブログ記事で全然OKです!


なぜなら大半のクライアントが確認したいのは、「実力」と「人間性」なので、ブログ記事で十分こと足りるから。


もちろん「仕事として受けた実績」があれば泊が付くので、受注実績のポートフォリオがあった方が仕事を獲得しやすくなりますよ!


とはいえ初心者が受注実績を提出するのは物理的に不可能なので、ブログ記事をメインにして、徐々に執筆実績を増やすといいですね。

小川フクロウ
取材ありのコラム系など、中・上級者向け案件では「どこのメディアで執筆したか」「月刊何PVの記事書いたか」など、細かい実績が重要になりますね!

初心者Webライター向け!ポートフォリオの作り方3ステップ

以下では、「Webライターのポートフォリオの作り方」を3ステップで紹介していきますね。


Webライターもブログも経験なしの方向けに作ったので、「稼げるWebライターになりたい」という方は、ぜひ実践してみてくださいね。

ポートフォリオの作り方

  1. WordPressブログを作成する
  2. 執筆するジャンルを決める
  3. 練習を重ねて3〜5記事作成する

ステップ1:WordPressブログを作成する

ステップ1では、WordPressブログを作成しましょう。


WordPressでブログを作るべきなのは、Webライターにって多くのメリットがあるからです。


なおWordPressでポートフォリオを作るメリットは、以下の通りです。

WordPressのメリット

  • Webライターの仕事で使う「WordPress操作スキル」が身につく
  • 無料系ブログより明らかに見栄えがいい
  • リサーチ能力・忍耐力が備わっていることが伝わる
  • Webマーケティング・SEOを深く理解できる
  • ポートフォリオをアフィリエイト収益化できる
  • 「収益実績」もポートフォリオになる

たとえば大半のクライアントがWordPressを利用してメディア運営しているため、WebライターにはWordPress操作スキルが必要になることが多いんです。


募集条件に「WordPress操作スキル」が含まれていることも多いので、稼ぐためには割と必須スキルかなと思います。


初心者でも簡単にできるように、WordPressブログの作り方を書いたので、以下記事で手続きを進めてみてくださいね。

wordpressブログの始め方
WordPressブログの始め方を画像74枚でわかりやすく解説【超初心者向け】

ワードプレスブログを簡単に始めたい! ブログの始め方を超わかりやすく説明してほしい! ワードプレスブログをすぐに始めたい ...

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ステップ2:執筆するジャンルを2〜3種類選ぶ

ステップ2では、ブログで執筆するジャンルを2〜3種類程度選びましょう。


なお執筆するジャンルは、「実体験を交えて書ける好きな分野」がオススメですね!


参考として以下ジャンルは、クラウドソーシングの初心者〜中級者向け案件に多かったので、カバーしておくと受注につながりやすいかなと。(2020年3月5日調査)

  • 転職情報係
  • キャンプなどのアウトドア系
  • 家電やファッションの「モノ」比較系
  • 旅行・グルメ系
  • 金融系(正しく理解している人のみ)
  • スポーツ系
  • マッチングアプリ系

特に本業に関連することや、趣味に関連することなら、高品質記事を作れるはずですよ!


上記ジャンルに被らなくてもいいので、ぜひ自分の「好きなジャンル」を選んでみてくださいね。

小川フクロウ
初心者向け案件はアフィリエイト記事が大半なので、SEO記事のみに絞ってます!

ステップ3:練習を兼ねて3〜5記事作成する

最後のステップでは、練習を兼ねて3〜5記事程執筆してみましょう。


いきなりレベルの高い記事を書くのは難しいので、気負いすぎず、練習気分で取り組むのがオススメですよ。


できあがった記事の中から、良い記事をピックアップして、ポートフォリオとして利用しましょう!


なお記事の書き方は、以下記事で初心者向けに解説しているので、合わせて確認してみてくださいね。

高品質記事を作成できる!ポートフォリオ用の記事構成サンプル2つ

以下では、Webライター向けに「ポートフォリオ用の記事構成のサンプル」を作りました。

「記事を書くって言われても難しいな」と感じた方は、ぜひ参考にしてみてください。

小川フクロウ
あくまで「型の参考」として、自分なりにカスタマイズしてくださいね。そのまま使うのは絶対NGです!

記事構成サンプル2つ

  1. 仕事の悩み系
  2. 「モノ」比較系

サンプル1:仕事の悩み系

「仕事悩み系」のキーワードは、高ボリューム&競合サイトが強いキーワードを選びました。


SEOで勝負するのは厳しすぎますが、競合サイトが強いので、分析しながら執筆すればスキルアップできますよ。

仕事の悩み系キーワード

  • 仕事やめたい

 仕事の悩み系キーワード:「仕事やめたい」

「仕事やめたい」と検索して表示される上位3サイトを参考に、サクッと構成案を作成しました!

  • <h2>みんなの本音!仕事を辞めたい理由7つ
  • <h3>理由1:給料に納得できないから
  • <h3>理由2:人間関係に問題があるから
  • <h3>理由3:仕事内容に不満があるから
  • <h3>理由4:労働時間が長すぎるから
  • <h3>理由5:社風が肌に合わないから
  • <h3>理由6:会社の将来が不安だから
  • <h3>理由7:成果が評価に反映されないから
  • <h2>「仕事を辞めたい!」と思った時の対処法5つ
  • <h3>対処法1:長めの休みを取ってみる
  • <h3>対処法2:なぜ辞めたいのか書き出してみる
  • <h3>対処法3:家族・友人・同僚・上司に話してみる
  • <h3>対処法4:部署移動を願い出てみる
  • <h3>対処法5:転職エージェントに相談してみる(相談のみOKのエジェント紹介)
  • <h4>その1:〇〇
  • <h4>その2:〇〇
  • <h4>その3:〇〇
  • <h2>仕事をやめる前にやっておくべきこと3つ
  • その1:転職を有利にするために実績を作る
  • その2:希望職種に役立つ資格を取得する
  • その3:現職で身につくスキルを盗む
  • <h2>仕事をやめる際のおすすめ手順4つ
  • <h3>手順1:転職先を見つける・決める
  • <h3>手順2:退職願いを提出する
  • <h3>手順3:転職先を見つける
  • <h3>手順4:残った有給を使い切る
  • <h2>まとめ
小川フクロウ
上記の流れをベースにして、自分の実体験で語れる見出しに組み替えるとよいかなと!

サンプル2:「モノ」比較系

最近特に多いジャンルの「モノ比較系」では、「おすすめアイテム10選!」のような紹介系キーワードですね!


「モノ比較系」の記事は、正直どれも「記事の型」がほぼ一定なので、覚えちゃうと強いかもです!


アイテム名を変えれば、書きやすいキーワードが見つかるはずなので、以下を参考にしてください!

モノ比較系キーワード

  • マウスパッド おすすめ

「モノ」比較系キーワード:「マウスパッド おすすめ」

「マウスパッド おすすめ」で書くとしたら、以下のように作りますね!

  • <h2>PC操作を快適にする!マウスパッドの選び方4つ
  • <h3>選び方1:「読み取り方式」に合う素材を選ぶ
  • <h3>選び方2:用途に合わせたサイズを選ぶ
  • <h3>選び方3:操作しやすい「すべり感」で選ぶ
  • <h3>選び方4:洗濯可能かどうかで選ぶ
  • <h2>マウスパッドのおすすめ10選
  • <h3>その1:〇〇(競合サイトを参考に製品を選ぶ)
  • <h3>その2:〇〇(競合サイトを参考に製品を選ぶ)
  • <h3>その3:〇〇(競合サイトを参考に製品を選ぶ)
  • <h3>その4:〇〇(競合サイトを参考に製品を選ぶ)
  • <h3>その5:〇〇(競合サイトを参考に製品を選ぶ)
  • <h3>その6:〇〇(競合サイトを参考に製品を選ぶ)
  • <h3>その7:〇〇(競合サイトを参考に製品を選ぶ)
  • <h3>その8:〇〇(競合サイトを参考に製品を選ぶ)
  • <h3>その9:〇〇(競合サイトを参考に製品を選ぶ)
  • <h3>その10:〇〇(競合サイトを参考に製品を選ぶ)
  • <h2>まとめ:マウスパッドでPC操作を快適にしよう!
小川フクロウ
だいたい「選び方」→「おすすめ商品」って流れですね。紹介できそうなアイテムに置き換えて書くとよいかと!

初心者Webライター向け!ポートフォリオを活用するコツ3つ

以下では、Webライター向けに「ポートフォリオを活用するコツ」を紹介していきます。


なんとなく提出するよりも、受注率を高められるはずなので「できる限り有効活用したい!」という方は、ぜひ確認してみてくださいね。

ポートフォリオを活用するコツ

  1. 提案文・プロフィール欄に記事紹介文を書く
  2. 提案文のメッセージを工夫する
  3. 提出する記事は取捨選択する

コツ1:提案文・プロフィール欄に記事紹介文を書く

仕事の受注率を高めるために、提案文・プロフィール欄に記事紹介文を書きましょう。


というのもただ記事を提出しても、数多く提出されるポートフォリオに埋もれて、読まれない可能性が高いから。


なお提案文・プロフィール欄には、以下要素を入れたコメントを書く良いかと!

ブログ記事を紹介する場合

  • 上位表示を狙ったSEOキーワード:キーワード狙っていな記事は意味ないので。一例「ライター 初心者」「ライター 副業」など。
  • キーワードの月間検索ボリュームと表示順位:難易度の証明になるし、リテラシーの高さを伝えられる。検索回数は、Ubersuggestで抽出。

受注案件を紹介する場合

  • 何を担当したか:具体的に何の作業を担当したか。
  • メディアの概要:ざっくりどのくらいの規模かなど。
  • 具体的な数字:月間何PV、CVRなど。
  • 制作期間:1週間など。

たとえば自分のブログ記事の場合、詳細情報をのせれば、Webマーケティングの理解があることを伝えられますね。


「自分がクライアントならどう思うか」という観点を意識して、クライアントの興味を引く紹介文を作成しましょう。

コツ2:提案文のメッセージを工夫する

ふたつ目のコツとして、仕事で受けた記事(ポートフォリオ)を提出できない人は、提案文に添えるメッセージを工夫しましょう。


ちょっとした言い方次第で、「仕事のポートフォリオを提出できない」というビギナー感を消せるからです。


なお提案文には、以下のようなコメントを添えるのがオススメですよ。

  • 守秘義務の関係で仕事の実績を提出できないため、ブログ記事を提出させていただきます。
  • 「〇〇系」「〇〇系」の大規模メディアで執筆してきましたが、匿名記事のため「ブログ記事」を提出させて頂きます。

初〜中級者のうちは匿名記事が多いので、案件をこなしていても「執筆した記事」を提出できないことって多いんですよね。


コメントひとつでガラッと印象が変わるんで、「なかなか返信がこない」って方は、ぜひ試してみてくださいね。

コツ3:提出する記事は取捨選択する

提出する記事を取捨選択することも、重要なコツとして挙げられますね。


当然ですが、「品質が高い記事」や「クライアントにあった記事」を提出した方が、返信をもらえる確率が高まるから。


特に提出する記事は、クライアントのメディアと同系統のものを含めるとベストですね。


「とりあえず用意すればよい」というわけではないので、工夫してポートフォリオを用意しましょうね。

初心者Webライター向け!ポートフォリオを作る際の注意点3つ

以下では、ポートフォリオを作る際の注意点を紹介していきます。


仕事の受注率を高めるための注意点をまとめたので、「提案数を絞って効率的に稼ぎたい!」とう方は、ぜひ参考にしてください!

ポートフォリオを作る注意点

  1. クライアントの記事は無断利用NG
  2. 最低でも3記事以上まとめて送る
  3. ポートフォリオは定期的に更新する

注意点1:クライアントの記事は無断利用NG

最大の注意点は、クライアントの記事を無断利用しないことですね。


なぜなら守秘義務の関係で、ポートフォリオに利用できない場合もあるから!


そのため、ポートフォリオに使いたい場合には、必ずクライアントに連絡を取って利用してもいいか確認しましょう。


後からトラブルになっても面倒なので、最低限のマナーとして覚えておきましょう。

注意点2:最低でも3記事以上まとめて送る

最低でも3記事以上まとめて送るのも、重要な注意点ですね。


1記事目の評価が微妙でも、2記事3記事と読むうちに、高評価を得られる可能性が高いから。


またクライアントも評価の感覚が人それぞれなこともあり、どれがヒットするかもわからないので。

注意点3:ブログは定期的に更新する

最後の注意点は、ブログを定期的に更新することです。


なぜならクライアントは、記事内容よりも「ブログ運営」を評価する可能性が高いから。


実際に僕のクライアントは、ブログ運営をしているライターは「リサーチ力・忍耐力・Webマーケティング知識が備わっている」と言っていました。


なお目安として、最低でも月3本〜5本程度は更新できると良いかなと思います。


ポートフォリオの質も高められるので、ぜひブログ運営を継続してみてくださいね。

初心者Webライターのポートフォリオに関するQ&A3つ

以下では、Webライターに関するポートフォリオに関する質問に回答していきますね。


僕も同じでしたが、最初の頃って「何をどうしていいかわからない」はずなので、細かい疑問解消に使ってくださいね。

ポートフォリオに関するQ&A

  1. ブログで過去の執筆記事のまとめを作ってもいい?
  2. ポートフォリオは紙でも用意したほうがいい?
  3. SEOってどこまで理解すればいいの?

質問1:ブログで過去の執筆記事のまとめを作ってもいい?

クライアントの許可があれば、執筆記事のまとめを作ると効果的ですね!


僕は匿名記事だけ書いているのでやってませんが、ある程度実績ができたらやったほうがいいでしょうね。


ブログに直接依頼がくるので、個人名で書いた記事が増えてきたらぜひ実践してみてください。

質問2:ポートフォリオは紙でも用意したほうがいい?

Web媒体なら、紙のポートフォリオは必要ないですね。


担当者からしてみたら、メール一通で済むことなのに、紙で送られても対応に困るので。


紙媒体のライターだと不明ですが、「あ、データで送りますね。」って言えば全然OKです。

質問3:SEOってどこまで理解すればいい?

初心者Webライターは、こちらの「Webライターが覚えるべきSEO対策5つと理解を深めるコツ1つ」を読んでみてください。


経験を積んで理解が深まってきたら、「バズ部:SEOカテゴリー」は全て読んだ方がいいですね!


最初はわからないことも多いかもですが、だんだん理解できるようになるものなので、ぜひ勉強してみてくださいね。

初心者Webライターはブログをポートフォリオにしよう!

ご紹介した「初心者Webライター向けポートフォリオの作り方3ステップ」を実践すれば、仕事の受注率を効果的に高められますよ!


最後に、ご紹介した内容をもう一度おさらいしておきましょう。

ポートフォリオの作り方

  1. WordPressブログを作成する
  2. 執筆するジャンルを決める
  3. 練習を重ねて3〜5記事作成する

以下記事でWordPressブログの作成方法を説明しているので、まだブログを作成していない方は、読みながら手続きしてみてくださいね。

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